福岡県警は２０日、住居侵入容疑などで逮捕、起訴された飯塚市西町、無職松原昭彦被告（５２）が２０１０年１２月～１１年１０月、福岡、山口両県で、葬儀で不在の住宅を狙った空き巣など計５０件（被害総額約５８０万円相当）の犯行を重ねていたことを確認した、と発表した。
うち、裏付けの取れた３件（同７０万円）について、小倉区検に送検した。
発表によると、９月２８日午前１時頃、香春町の女性（６２）宅に侵入し、約１７万円とネックレスなど１６点（時価約２６万円相当）を盗むなどした疑い。
県警によると、松原被告は自分の乗用車を運転して、斎場前を通りかかり、立て看板などで死没者の名前を確認。電話帳などで住所や電話番号を調べて、住宅の明かりがついてなかったり、電話して不在だったりした場合、窓ガラスを割るなどして、犯行に及んでいた。
５０件のうち、立件した３件も含め、４４件（被害総額約５６６万円相当）は葬儀や通夜宅での犯行で、主に夜間に侵入していた。
小倉北署は１０月、通夜で住人がいない遠賀町の女性宅に侵入したとして、住居侵入容疑で現行犯逮捕し、余罪を追及していた。 （2011年12月21日11時49分 読売新聞）
ついこの間まで、「渡る世間は鬼ばかり」・・・という人気ドラマがあったばかり、・・・
「生き馬の目を抜く世の中」と言われて久しい今日この頃だが・・・これほどまでに手の込んだ憎い酷いヤツがいるとは・・・
記事を見ていたら、世の中がコスッカライ人間ばかりに見えて気が抜けない。。
統計によると、犯罪件数全体で見れば減少傾向とされるが、一方で高学歴社会を反映したものなのか、巧妙な犯罪のが増加しているように感じられるところ。。
少なくなったとはいえ、依然、振り込めサギも続くなど、手口は益々の巧妙さを増している。。
人間誰しも「いつかは枯れる」のが定め・・・そうした中、こういう気の抜けない事件を見せつけられると、この先も、よほど根性突っ張って生きていないと？「大変なことになる」などと感じられ、背筋が「ゾクッ」とした次第。。
ちなみに香典泥棒や祝儀泥棒については、なにも今に始まった手口ではない、・・・
それこそ昔からある極めて古典的な手口といえ、その対策も進んでいる。。
しかし当家の留守宅を狙われるのは？・・・盲点に違いなく、注意が必要だ。。
或る意味、相当な洞察力と悪知恵を兼ね備えた恐るべき知能犯と見る。。
しかも記事から受ける印象では、取り調べに際し、犯行のようすを事細かく供述するなど、穿った見方ながら、或る意味、得意気になっているとも受け取れる様子が感じられ、ムカつきを覚えてしまう私である。。
本件も、何れ裁判員裁判にて裁かれるに違いなく・・・その際は世の中を舐めたツケが如何なるものか、「ギャフン」と言わせて頂きくよう求めたい。こんな事件が増えるようでは困る。。。http://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/cat_7.gif
