6434人が犠牲になった阪神大震災から丸15年を迎えた17日、兵庫県内の被災地で追悼行事が行われ、遺族や被災者は静かに手を合わせ、亡くなった人へ祈りをささげた。
神戸市中央区の市役所南隣にある東遊園地では、午前5時から記帳が始まり、追悼行事「1・17のつどい」が営まれた。園内には犠牲者を悼む約1万本の竹灯籠(どうろう)がともされ、発生時刻の同5時46分には、来園者が黙とうした。 (2010年1月17日07時45分 読売新聞)
平成7年の1月17日未明に起きた阪神淡路の大震災。あれから今年で丸15年になる。その後、現地では復興が進み、今では当時の面影が殆ど感じられないほどに復興した。。
改めて、よくぞここまで立ち直ったものと・・地域住民の頑張りに敬意を払いたい。そんな中、本日、地震の発生した時刻に倣い、午前5時から追悼の記帳が始まった。この震災で亡くなられた多くの犠牲者に対し、改めて哀悼の意を表したい。。
それにしても、地震国日本の名に恥じず、阪神淡路の地震以後も巨大地震が続いた。平成16年には福岡県沖地震が起き、平成17年には新潟県中越沖地震が起きた。そして平成20年には岩手・宮城内陸地震と・・立て続けに続くことになる。一方で震災に対する対応は、阪神淡路の反省を踏まえて、その後の政権により、世界が目を見張るほどの俊敏な対応に変わった。。
その迅速な姿勢は、国内のみならず、海外の災害においても例外とせず、これまでの歴代政権は、常に俊敏な動きで世界に示した。そしてその行動力に対し、世界からの高い評価と賞賛を受けてきた。。
しかし昨年の秋、政権交替した途端、その姿勢は、ものの見事に一変した。その事は、つい最近のハイチで起こった大地震への日本政府の対応を見ればズバリ分かる。これまでの政府が取って来たスピード感ある対応が、すっかり影をひそめ、優柔不断に満ちた、かっての村山政権を髣髴させるものに先祖帰りしてしまっている。。
何故かは判らないが・・政権内部に旧社会党系が絡むと?・・どうも災害に対する対応が鈍るという?・・この国には不思議なジンクスがあるらしい。日頃から人を大事にする姿勢を謳っている者らに限って、所詮は・・こんなもんなのである。。
前政権までの間に作り上げてきた災害に対するスピートある対応が、新政権に変わり一気に先祖返りしてしまったことは・・返す返すも残念でならない。阪神淡路の反省が今も活きていないことは・・亡くなられた犠牲者に対しても、あまりに無礼であり情けない。そのことを鳩山政権は強く反省すべきである。。
ハイチ地震への対応の悪さは、新政権の持つ危うさを、またしても国民に知らしめる結果となった。これが国内の災害だったら、或いは日本が他国から攻撃を受けるような緊急事態にあったら・・今頃はどうなっていただろうか・・・多大な犠牲者とともに、国運をも左右する事態に発展していたかもしれないのだ。。
いつの時代も、決断力の鈍いリーダーはダメだ。民間会社なら・・潰れる原因の筆頭である。それは政治でも然りであり、世界人類を愛し、国家とこの国の民族の誇りを忘れず、あらゆる緊急事態に対処するために、国民を代表する政府には、常に素早く的確な判断と確かなる行動を求めたい。。
鳩山総理のように、何事も問題先送りで、なんら決断らしきものもせず、うじうじ、モタモタしているのを見ると・・私などの性格からは、ほとほと虫唾が走ってくる。そろそろ国民も彼らの真の姿に目覚めるべきだ。。。\_(-_- 彡