京都市は9日、環境局や区役所、小学校などの職員43人が「親せきが亡くなった」とうそをつくなどして有給の服喪休暇(忌引)を不正取得していたと発表した。不正な休暇は、調査対象の2002年4月から今年6月までで計127回142日に上る。市と市教委は、最も多い12回(計12日)を不正に休んだ上京消防署総務課女性職員(49)ら29人を停職処分(6か月~3日)にするなど、管理監督責任を含めて53人を処分した。不正取得分は欠勤扱いとして、過払いした給与の返還を求める。【2007年10月9日 読売新聞】
フフフ。。みんな苦労してんだね。なかなか休めないからねぇ。。。
建前とは裏腹に、有給休暇は、なかなか取れそうで取れないもの。まずは、そういう現実を踏まえた上で、この問題を考えないとねぇ。。そもそも有給休暇が簡単に取れる環境なら?私的には、こういう事も殆どないように感じられる。。。
有給休暇は、もともと労働者に認められた当然の権利だから、その申請に対しては、一々上から白い目で見られるいわれはない。それ故。有給休暇の取得は、勤務考課に加味してはいけないことになっている。。。
だが現実には?同僚が忙しく働いている時に、「休みたい」なんて?なかなか言い出しにくいもの。そんな時に「服喪休暇」なら?誰も文句を言うヤツはいない。当然にして「まっ。しょうがねえか?」と即決せざるをえない。だから要領のいいヤツにかかっては?記事のような事になるのである。。。^^
まっ。今回は「公務員」という立場でもあるから、当然にして、税金の「無駄遣い」が論議されちゃうんだと思いますが、といって?彼らが既に「有給休暇」を使い果たした上でしていたか?となると?単に私の憶測なのだが「まだいっぱい残っていたのでは?」という気がしてならない。つまり、この場合の「服喪休暇」は、あくまでも「方便」のつもりではなかったのか?という点である。。。
民間会社なら?「甘い」と言われるかも知れないが、他の者への示しの為に「厳重注意」は避けられないが、ここまでされる事もないと思われる。一般的には「有休」へ振り替える温情処置が、なされるのではなかろうか。(但し有休を使い果たし、服喪休暇にまで手を付けていた場合は、この限りではない)。。。
ちなみに、私の知ってる会社にいた社員だが、多分「休みたい一心」だったのだろうが?有休の取得理由に、毎年「自動車免許の更新」を理由にしていた社員がいた。 ^^
有給休暇の取得に?ここまで苦労する環境も環境と思うが「みんな涙ぐましい努力をしているんだなあ」と思ったもんだ。。ご苦労様でございます。。。^^