製パン業界最大手の山崎製パンは９日、１２月１日出荷分から食パンや菓子パンの主要商品を、ほぼ全面的に値上げすると発表した。食パンの値上げは１９８３年以来、約２４年ぶりで、菓子パンの値上げも約１７年ぶり。小麦などの原材料価格高騰が主食の食パンにまで波及した。他社も追随する可能性が高い。
激しい販売競争で小売り業界は、メーカー側の値上げを自社で吸収する努力を続けてきた。しかし、食品業界は即席めんやパスタなどの値上げを相次ぎ表明しており、一部小売りでは店頭価格の値上げの検討に入るなど家計への影響が広がりそうだ。【2007年10月9日21時57分 スポーツ報知】
山パンが上げなければ？他社は上げられない。だが原料が上がっていることは、紛れもない事実であり、このままでは「経営」が成り立たない。業界の窮状を救うためにも、ここはリーディングカンパニーたる山崎が、まず先鞭を付けるしかない。ようは、そういうことである。。。
それにしても小麦の値上がりは、あらゆるものに波及してくるから大変だ。パン・麺・粉・菓子その他諸々。。食品の値上げは低所得層を直撃する。。。
相変わらず。高額商品だけは売れているようだが、景気全体で見れば？少しずつ、かげりも見え始めている。。。
もし？景気後退で不況感が出て来る中で？消費者物価が上がり始めると？これは相当に怖いことになる。「スタグフレーション」だけは絶対に勘弁して欲しい。。。
将来、已む得ず「消費税」を改定する場合は、食品などの、生活と密着した製品は、今よりレートを下げて、逆に贅沢品といわれる高額商品などには？よりアップレートを採用するなど？細かくメリハリの効いた内容に変えるべきである。。。
