griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

企業は「情報管理」を徹底すべきだ。。。

警察庁漆間巌長官は22日の記者会見で、自動車部品メーカー大手デンソーの社内データ持ち出し事件について「先端科学技術を扱う企業に就職し、データを持ち出した中国人の摘発は初めてだが、事件は氷山の一角。中国は巧妙に情報収集活動をしており、企業側は国益も考えて情報管理を徹底してほしい」と述べた。 漆間長官は「中国は、留学生が大学の研究室に入ったり、企業に就職したりして技術を盗んでいるが、被害届が出ていない」と指摘。その上で「今後も新たな方式での情報収集について事件化し、警鐘を鳴らしたい」とした。 [時事通信社:2007年03月22日 17時10分]

確かに、漆間長官が言われる通り、企業が、留学生を気軽に研究室に出入りさせる様では、危機感が薄過ぎると言われても仕方がない。仰ることは極めて「ごもっとも」であり、企業や研究機関は、もっと防衛意識を持たねばならない。。。

兎角。技術開発には膨大なる金が掛かるとされており、その巨大な開発費を費やして開発しても、盗まれる時は、まさに一瞬である。だからこそ「セキュリティ意識」が求められる所以である。。。

もっとも?そういう日本も、今の中国と程度の差こそあれ、50年前は似たような側面を持っていた。考えてみれば?今の中国は、日本がこれまで通って来た「道」でもある。。。

当時、日本が目指したアメリカは、50年経った今も超大国として世界経済の頂点にいる。しかし50年後の日本となると?果たして中国に勝る経済を保っていられようか?その点は実に悩ましさが残る。。。

日本は、もとより「島国」である。長きに渡り他国の侵略を受けて来なかった。民族に流れるDNAには、どうしても「危機感」が乏しい。そんな日本人の「セキュリティ意識」を、是非とも「立て直す」必要がある。今回の漆間長官の「苦言」は、そういう意味で実に「タイムリー」な提言である。今後、財界も?そして国民の一人一人も?これを切欠に、冷静に考え直す必要が有りそうだ。。。。(~ヘ~;)