griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

人間もケダモノの端くれだ。。。。

自分の昇進のためなら、親友の同僚さえクビにしたい-。米経済誌ビジネスウィークが11日までに発表した調査結果で、米国人サラリーマンの激しい競争意識が浮かび上がった。
 昇進のためには親友でもつぶすと答えたのは回答者全体の22%、高所得者の中では3割に上った。  高収入で若い男性ほど、競争に勝つために情け容赦のない考えを持っていることが分かった。  35歳以下の回答者の半分が、会社で能力が低い順に1割を毎年クビにすればいいと思っている。回答者の66%が、まあまあの能力があり、強い競争心を持つ人が昇進する、と考えている。  米国では、人一倍努力して競争に勝てば「アメリカン・ドリーム」を実現し、豊かな生活が得られるという考え方が定着している。  同誌は2500人の会社員を対象に調査を実施した。 【2006/08/12 大阪夕刊から】・・・・(産経新聞  Sankei Web 08/12 17:36)

人間もまた、ケダモノの「端くれ」である事を考えれば?是非も無き事である。。。

戦国大名の「家督争い」などを見ても?親兄弟でも敵味方になり「殺しっこ」の連続だ。そこには血判書だの?盟友だの?は、何の意味もなさなかった。正に『昨日の友は今日の敵』である。「トップに立たなければ?生き残れない」という厳しい掟に晒されていたからだろう。。。

自然界に生きる「猛禽」の中にも、親からのエサを独り占めしようと?先に生まれたのが、まだ生まれていない卵を巣から落とすのもいる。ここでも?いわゆる「トップ総取り」の掟が生きている。。。

実は今日、あらゆる業界がその傾向にあるとされる。最近では、「V字回復」を果たした松下の例が顕著だ。長らくの間。「新規マーケット」でソニーなどに依る「トップ総取り」の掟に遭い、後塵を拝し続けて来た。それが災いして?もう後の無い「崖っぷち」まで追い詰められていたが、既に周知の通り、新社長に就任した中村社長により、周囲の反対を押し切る合理化で「力」を蓄え、新規マーケットには、後者の追随を許さぬ一気なる「シェア拡大」に徹したとされる。。。

競争社会では、トップに立つものだけが栄光を掴み、ニ位以下は徹底的に叩かれ「冷や飯」に甘んじる非情さがある。従って記事にある通り、競争社会の本家であるアメリカのサラリーマンの意識に?『昇進のためには親友でもつぶす』と答えたのが回答者全体の22%もいたのも?うなずける。かって「楽天」の三木谷社長も、「ライブドア」のホリエモンも、成長の「スピード」が如何に大事か?を説いていた。多分、同じ事を感じていたからだろう。。。

残念ながら?上に立たなければ?大きくならなければ?自己実現にほど遠いのは?今も昔も同じである。だから?会社員としては、出世を望むのであって?それは無理なき事である。。。

次期首相と目される方には、一度失敗しても?敗者復活の出来る?またそれが可能な社会が望ましいとされている。果たして、それが可能なら?それはそれで良い事だと思う。。。。