griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

人間模様・・・・②

ライブドア事件で、証券取引法違反有価証券報告書の虚偽記載など)の罪に問われた同社前取締役・宮内亮治被告(38)が、前社長・堀江貴文被告(33)の関与を東京地検特捜部に供述したきっかけは、事件発覚後に堀江被告が見せた配慮に欠けた態度だったことが関係者の話で分かった。  宮内被告が26日に東京地裁で開かれる初公判で、起訴事実を認める方針を固めたことも判明した。分離された裁判で堀江被告は無罪を主張しており、裁判で元トップと元ナンバー2が真っ向から対立する構図となる。  関係者によると、宮内被告は、今年1月16日にライブドア本社などが捜索された直後には、ライブドア上場廃止を免れるためにも堀江被告をかばおうと考えていた。そして、堀江被告ら幹部が集まり、捜査への対応を協議した会議で、宮内被告は「社長だけは守るべきだ。調べを受けたら、おれが全部決めたと言えばいい」と提案した。ところが、堀江被告は、宮内被告の心中を推し量る様子も見せず、「おれ何も知らないよね」と、自分の関与を否定する発言を繰り返したという。  堀江被告に自己保身の姿勢を感じ取った宮内被告は、「堀江被告をかばうのはバカらしい」と、堀江被告との“決別”を決意。1月23日に特捜部に逮捕されて以降、こうした心境や堀江被告が一連の粉飾工作などに関与していた経緯を供述していた。宮内被告は26日の初公判で起訴事実を認めたうえで、ライブドアの2004年9月期連結決算で、自社株売却益を売り上げに不正計上したとされる点について、「当時は違法だと思っていなかった」と情状酌量を求めるとみられる。 (2006年5月23日3時4分 読売新聞)

記事に依れば、堀江被告に自己保身の姿勢を感じ取った宮内被告は、「堀江被告をかばうのはバカらしい」と、堀江被告との“決別”を決意・・・・とある。ウ~ム。果たしてそうなのか?。。。。

憶測だが、今回も取調官の挑発に「まんまと乗ってしまった」ものと見る。「お為ぼかし」の目的も分からず?あっさりと友人を裏切るのは?いったい誰ぞ??図らずも保身ありきの姿勢を露呈させたのは、他でもない宮内被告ではないのか?しかも今回の事件では、主幹部署的に云っても?宮内被告が「中心」に画策した事は自明の理である。それ故、見苦しさが、ひときは目立ってしまった。。。。

思えば?リクルート事件の江副被告や、ロッキード事件の小佐野被告。彼らは、自らの「生き方」に一本筋が通っていて、何れも大物らしい毅然とした姿勢と風格が漂っていた。証人喚問中も、取調べ中も、裁判中も、自らの信念で行動したことに関して、些かの悔いもなく、揺るぎない姿勢を貫いた。また、その事で周りのものを巻き込んだり?自らの保身に走る事は、最後の最後までなかった。それを思うと?宮内被告は、彼らと比較する事自体を「はばかられる」小物ぶりである。。。。

ホリエモンはその点「毅然」としていた。やはり宮内とは、明らかに器が違う。パートナーとして選ぶ相手を誤ったと思われる。ちなみに「リクルート」は、その後、見事に復活し、現在まで発展を遂げているのは、既に「ご承知」の通りである。。。。