北大西洋条約機構(NATO)加盟国の国防支出が基準に満たなければ、ロシアから攻撃されても米国は防衛しないとしたトランプ前大統領の発言が、波紋を広げている。
米大統領選の主な候補 NATOのストルテンベルグ事務総長は11日、声明で「同盟国が相互に防衛しないと示唆することは、米国を含むわれわれ全体の安全保障を損なう」と批判した。
トランプ氏は10日、米南部サウスカロライナ州での政治集会で、国防支出の足りない国がロシアの攻撃を受けたら、その国を守るかと過去に「ある大国の大統領」から問われた際のやりとりを紹介。
「守らない。むしろ彼ら(ロシア)にやりたいようにやれと勧める」と答えたと述べた。
同氏は11月の米大統領選で、共和党候補に指名される公算が大きい。
発言を受け、ポーランドのコシニャクカミシュ国防相はX(旧ツイッター)で「選挙運動は、同盟の安保をもてあそぶ口実にならない」と苦言を呈した。
欧州連合(EU)のミシェル大統領は、加盟国の集団防衛を定めた北大西洋条約5条を挙げ「NATOの安保と5条に関する不用意な発言は、プーチン(ロシア大統領)を利するだけだ」と警告した。【パリ・ロイター時事】
ネットより、、、
アメリカにはもう以前のような余裕がないんだろうな?、、って思う。。(v_v)
本音を言えば?、既に自国のことで精一杯なのかも知れない。。
だからこそ「安保タダ乗り論は認められない」ってハッキリ言い出した。。
これって、トランプ氏の一貫した考え方みたいで、前の大統領時代にも、就任早々から繰り返し、これを言ってた。。
トランプ氏が大統領に就任した当初は、確か日米安全保障についても同じようなこと言ってたような?、、、
NATOにはない「ぶ厚い思いやり予算」の存在についてトランプ氏は全く知らなかったみたいで、当時の安倍さんが懇切丁寧に説明してくれて、やっと理解してくれた。。
トランプ氏的に言えば?「NATOも日本並に払えよ」って言いたいところだとは思う。。
そういえば、、確か、韓国にも同じこと言ってたような?、、今、思い出した。。(ーー;)
トランプ氏は根っからのビジネスマンであり、安全保障もビジネスライクに考えて「掛るコストは応分に払えよ !! 」って立場なんだと思う。。
それこそ昔のアメリカなら絶大な富と権力を持っていたから、ある程度は大様に見てくれていたんだが、、、
中国に追い上げられて、今や自国のケツに火が付き出した状況下で、尚も呑気な考えを続けていたら自国の安全保障さえも覚束なくなる、という強い危機感をトランプ氏は持っているのだと思う。。
そこで何度も繰り返しになるが、これまではある程度大目に見て来た「安保タダ乗り論」について「今後は認められないぞ」というアメリカの立ち場を主張し出したように思う。。
ここでもアメリカファーストが鮮明に打ち出されている。。
例え、プライドを捨てても、言うべきことはキチンと言っておかないと?、という現在のアメリカが置かれている強い危機感みたいなものが感じられる。。
ただ、そうなると?、どこに付いたら自国が一番有利になるか?、あれやこれやと、条件を見比べて態度を日和出すところが出て来るような?、薄ら寒い世の中を危惧してる自分がいる。。🤧🤧🤧