griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

やっぱり内閣法制局長官を国会に出席させたい?・・・

「やっぱり内閣法制局長官を国会に出席させたい」 政府が野党にこう申し入れていたことが21日、分かった。
関係者によると、内閣総務官室の幹部が19日、衆院予算委員会自民党理事を訪ね、「憲法など法律問題が取り上げられた時に備え、出席させたい。答弁はさせない」と、鳩山首相らが出席する同委員会の質疑への法制局長官の陪席を非公式に打診した。
政府が今国会で法制局長官を「政府特別補佐人」から外して答弁させないようにしたのは、与党が官僚の国会答弁禁止を柱とする国会改革を検討しているからだ。召集早々の方針転換に、野党は「支離滅裂だ」と反発し、結局、正式な申し出には至らなかったという。
21日の同委員会では、憲法上の天皇の地位などを谷垣自民党総裁に問われた平野官房長官が答弁に窮し、谷垣氏が「法制局長官が出てきて整理してくれればスムーズに進む」と皮肉る場面もあった。
(2010年1月22日00時02分 読売新聞)

う~む。なんだこりゃ!・・・

あくまでも報道が事実とすれば・・との前提付きだが・・おそらく、これでは大多数の国民が「やっぱなぁ」と感じたと思う。誰が見たって・・分かることだから・・・

国会答弁に役人の力を借りないという高い目標を掲げ・・それに向かって邁進するという姿勢は、私は基本的に正しいと思うし尊重したい。。

しかしそれには、計画性を以て臨むのが当然でなくてはならない。入念な下準備がなされないまま・・それっ!・・てなもんで、勢いで実施されれば?・・こうなることは・・元より、火を見るより明らかであった。。

昔から「慌てる乞食は貰いが少ない」との例えもある。拙速に事を進めれば、当然ヘマをやらかす確率も増える。自民党政権時代もあったことであり、逐一責める気はないが・・対応は慎重にされた方がいい。。

それにしても、国民受けを狙って、何かと「エエ格好しい」を続けている民主党・・しかし「過ちては改むるに憚ること勿れ」である。これを教訓に、もっと地に足を付けた姿勢に立ち返ってもらいたい。出来ればバラ撒きも見直した方がいい。。

その意味でも、まずは総理と幹事長に掛けられている「金の疑惑」について、渦中のお二人は、国会の場で全てを包み隠さず国民の前に示して頂きたい。裏が取れないことを良いことに「知らぬ存ぜぬ」を繰り返す姿は、国民感情的にも許せない思いが募る。どうか道義的責任を「強く」感じて頂きたい。。

それでなくても、先日は法相による捜査に対する「指揮権発動発言」もあり、つい昨日も総理自身による(石川議員が)「起訴されないことを望みたい」などと、民主党は変なとこで政治指導を強めている。。

まったく以て前代未聞の「ひっどい内閣」という可能性が高くなった。悪い意味での歴史に名を残す内閣になるかもしれない。マスコミも肩入れし過ぎると・・とんだ大火傷になる可能性も出て来た。。

ちなみに同党だが、次の総理や幹事長職に相応しい?優秀なる人材が、まだまだ沢山控えておられる。なにも・・渦中にいるお二人に固執せずとも良いハズである。閣内には副総理もスタンバッておられる訳であり、民主党は速やかに党内おける政権交代を実施され、人心を一新されるのが宜しかろう。。

マスコミに依っては、依然と鳩山内閣に親密を寄せる報道が多く見られるが、週刊誌などは兎も角として、せめて公共電波を預かる「主要メディア」ぐらいは、もっと公平感ある報道姿勢に努めて頂きたいものである。。

それこそ、これが旧政権下で起きていた内容なら・・今頃は上を下への大騒ぎになっている問題であった。インテリ集団を自認するマスメディアが、相手を見て態度を変えるのは・・子供の教育にも良い影響は及ぼさない。。

報道を見たあとの国民が、それをどう理解し、どう判断すべきか、・・すべては各自一人一人が考えるべきことである。そこに予断を与えるようなマスコミ側のレクチャーは一切不要である。今後は是非そうして頂きたい。。

という訳で、再び記事の件に立ち返れば、民主党が選挙に掲げたマニフェストを修正するのは・・私自身としては別段構わないと思っている。選挙後にも情勢は絶えず変化している訳であり、或る意味やむ得ない部分も出て来る。ただし国民に対しキチンと説明責任が生ずるのは無論のことだ。。

そうしたステップをキチンと踏んだ上で、正々堂々となされるべきことであり、報道内容のように・・闇でコソコソやるのは・・極めて宜しくない。。\_(-_- 彡