griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

またもブーメラン・・・奇しき縁(えにし)はつづく・・・

参院選の予想以上の大敗により、菅首相政権運営の展望は極めて描きにくくなった。首相は12日朝、仙谷官房長官らと会談した際、「参院議席数がこうなり、皆さん方に苦労をかける」と述べ、一致結束して難局を乗り切る考えを示した。 首相は未明の記者会見で、国会運営について、政策ごとに野党に連携を呼びかける考えを示した。だが、民主党には今後、2007年参院選以降、自らがとってきた対応がブーメランのように戻ってくることが予想される。当時、自民、公明連立与党は大敗、衆参はねじれ状態となった。民主党は「直近の民意」を重視する姿勢を打ち出し、法案処理や同意人事などで、政府・与党と徹底的に争う姿勢を貫いた。新テロ対策特別措置法の延長問題や日銀総裁の同意人事などで「拒否権」を連発したことは、政府・与党を追いつめ、安倍、福田両政権は短命に終わった。(2010年7月12日15時51分 読売新聞)

またもブーメラン・・・奇しき縁(えにし)はつづく・・・というより・・・今回は天罰に等しいものだった。。
彼らが政権を取ってからというもの、自民党時代には考えもつかない横暴の数々。それはまさに無茶苦茶に等しいものだった。。
菅総理参議院選の開票結果を受けて、自身が選挙直前にブチ上げた「消費税」論議が、あまりに唐突過ぎたため、国民に理解してもらえなかったと述べられた。だが・・・それは全く違うぞ!・・・

皆さんも良く御承知の通り、消費税増税ついては、民主党よりも野党側の自民党の方が先んじて示して来た。菅総理が唐突に出して来た10%という上限案も、元をただせば自民党案に便乗しただけのことである。。
その自民党だが、この選挙で逆風を受けながらも最後まで一歩も逃げず、結局、大きく大勝した。私も街頭演説を聞いていたので良く知っている。。
つまり、何が言いたいかといえば、今回の民主大敗は、別段「消費税」が争点ではなかったということ・・・ここは絶対に抑えておくべきとこである。では何が原因していたのか・・・

その一つとして挙げたいのが「政治と金」の問題。・・・・鳩山も小沢も、衆参で数に勝るのをいいことに、一貫して承認喚問拒否し続けて来た。他の議員にしても然りである。そして野党の要求する目障りな決議は、数を以てして、ことごとく否決し続けて来た。このフザケタ態度には、国民もホトホト呆れ果てたというのが・・・正直なとこではなかろうか・・・

二つ目は、彼らが昨年の衆議院選挙にて、「金科玉条」のように言い続けて来た「マニフェスト」・・・それが政権を取ってから・・・投票した国民の了解もなしに、民意を無視して、自己都合により次々と作り変えられて行ったことがある。。
彼らのした行為は、どんなに弁明しようが・・・まさしくサギ行為そのものであり、こんなことをされれば・・・政治不信を招くのも当たり前のことである。期待が大きかっただけに、落差というか、その反動もまた、とてつもなく大きかった・・・つまりは、そういうことである。。

ちなみに「マニフェスト」ついての考え方だが、私個人は、時々の情勢によって変えても・・良いものだと考えている。それは已む得ないことだ。しかしその際には、衆議院を解散するなどし、国民の信を問うことが求められる。極めて当たり前のことだが、そのことから彼らは逃げに逃げまくった。。
あれほど自民をコケ降ろし、罵倒し続けて来た彼らが・・・政権を取った途端、このザマである。この落差は凄まじく、国民にとって、如何に彼らが「エエ格好しい」か、如実に知ることとなる。。

三つ目は、鳩山内閣から始まった信念の欠片もない政治姿勢・・・それは菅内閣になっても引き継がれ、そのまま民主党の政治姿勢と置き換わって、国民の心に深く焼き付いた。。
消費税増税の件においても、菅総理自身が遊説先のあっちでコロコロ。こっちでコロコロと・・・その行く先々で聴衆のウケに合わせて話をするなど、考え方はブレブレにブレ捲くったことが、報道により大きく伝えられている。。
そうした信念のなさと、緻密さの欠片もみられない姿勢に、国民も呆れてを通り越して悲しみに変わって行ったものと想像される。まさに天を恐れぬ暴挙の数々。・・これでは神仏が見放すのも無理はない。。

しかも驚くべきは菅総理・・・選挙の大敗が判明してから直ぐに「続投」を表明した。これまた前代未聞の凄過ぎる話である。かくなる上は、彼らが野党時代に言って来た通り、「直近の民意」に従い、直ちに内閣を解散してもらいたい。それが憲政の常道である。。。\_(-_- 彡