江戸時代から330年以上続く古都・奈良の秋の伝統行事「シカの角切り」が10日、奈良公園(奈良市)の鹿苑で始まった。鉢巻きに法被姿の勢子と、必死で逃げ回るシカの駆け引きに観客から歓声が上がった。
角切りは、発情期で気の荒くなった雄ジカが人に危害を加えたり、お互いを傷つけ合ったりすることを防ぐため、1671年に当時シカを管理していた興福寺が始めたとされる。
角切り場に追い込まれたシカを約20人の勢子が追い掛け、特別の仕掛けを付けた縄で捕獲。烏帽子に直垂姿の神職役が気を静めるための水をシカの口に注ぎ、のこぎりで切り落としていった。
11、12両日も正午から午後3時まで行われる。入場料は大人千円、子ども500円。
(2009年10月10日17時55分 スポーツ報知)
「ガム噛み」市長の登場で、一躍、世間の注目が集まっている奈良市・・・その地元「奈良公園」で、今年も伝統行事「シカの角切り」が始まった。。
正直言って、私は「シカの角切り」を生で見たことは無いでいる。しかしニュース映像を見るだけでも?・・随分と興味深い。。
シカの「角切り」は、当事者には迷惑なことだろうが、観光客の安全を考えれば已む得ないことである。。
羊の「毛刈り」などとも一緒で、必死で逃げる相手を捕まえて、用が済むまで、暴れないよう押さつけているのは容易ではなさそうだ。。
アメリカのカウボーイみたいに、普段から牛追いを職業にしている人たちなら、この位、意図も簡単かもしれないが、年に一度の「俄か仕事」では、それほど簡単ではあるまい。改めて関係者のご苦労が察せられる。。
いずれにしても神聖なる行事・・・怪我だけはなさらないよう、十分気を付けてやって頂きたい。。。\_(-_- 彡