griffin avenue’s blog

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どんど焼き。。

正月飾りを焼いて1年の無病息災を祈る伝統行事「どんど焼き」が小正月の15日、道内各地で行われた。
わらのしめ飾りなどとともに、鏡餅のプラスチック容器や日用品なども持ち込まれ、神社関係者らを困らせている。
豊平神社(札幌市)のどんど焼きには例年、約5000人が訪れ、約1トンの正月飾りなどが持ち込まれる。しかし本来焼納できないプラスチックのおもちゃや納豆の容器、本などの日用品や家庭ごみが3~4割を占める。神社では毎年10~15万円の費用を負担し、業者に引き取らせている。
今年も目立ったのは鏡餅。本来持ち込めないのに、カビが生えたりした鏡餅や、鏡餅が入っていたプラスチックのパックが持ち込まれた。正月飾りも、最近はプラスチックやビニールでできたものが多く、焼納に適さない。
同神社の宮司、三橋文憲さん(65)は、「神社は積極的に環境を守るべき立場。どんど焼きで環境破壊をするわけにはいかない」として、毎年、町内会や地元消防団の協力を得て、10人体制で参拝客の持ち込んだ焼納品を分別している。「プラスチックなどの石油製品を燃やすと臭いがすごい。無病息災を祈る祭事で病気になってしまったら元も子もない」
北海道内の各神社でもどんど焼きの対策に乗り出している。
旭川市の北海道護国神社では、ごみが持ち込まれないように見張りの臨時職員2人を配置する。清水町の清水神社は、燃やせる素材だけを使った縁起物の購入を勧めている。
福島第一原発事故を受け、福島県会津若松市や栃木県那須塩原市などでは、一部のどんど焼きが中止や規模縮小に追い込まれた。三橋さんは、「伝統行事を普通に行えるのは恵まれている」としながらも、「このまま分別せず、環境に悪いどんど焼きになったら、伝統行事を残すこともできなくなる」と懸念する。
(2012年1月16日09時31分  読売新聞)

どんど焼き・・・今も全国で行われている季節の風物詩・・・お正月の最後を飾る伝統行事であります。。

我が地区は、今から30年近く前に火災防止の観点から廃止となりました。。

その代わりといってはなんですが、何もないとやはり困るだろうとの神社側の配慮により、「どんど焼き」に代わって、「七草」の日に、分別されたものを条件に細々とお炊き上げを引きうけて下さってます。。

まっ、神社としても、破魔矢や熊手、お札等を販促したいところでありましょうし、その為にも町会などの要請を無碍に出来ない事情があったものと察っせられます。。

でも記事にもある通り、最近は、正月飾りも豪華さを演出するあまり、飾り付けなどが年々派手になる傾向が感じられるところであります。。

その為か、プラスチック系や金属のパーツ類が年々増える一方を感じさせ、時代を考えると「焼納」に適さなくなっているのも・・・それなりに分かります。。(v_v)

そればかりか、酷いのになると、監視員の目をぬって、古くなった雛人形を置いてく輩も出て来るなど、神社としては・・・油断も隙もあったもんじゃない・・・といったところと思います。。

確かに、古くなった雛人形などの処分を、どうしようかと悩んでる家庭は多いと思われ、処理してもらいたい気持ちも分からなくありませんが・・・どんど焼きに投げ込むのは良くありません。。

ちなみに我が家も、子供たちの雛人形五月人形、それにお正月に飾る弓破魔や羽子板飾り等々が・・・代々のを含め、しこたま有りまして、・・・

魂が入っていると思えば、「断捨離」的な発想で、粗略に扱うことも憚られますし、取り合えず虫が食わないように防虫剤を丹念に入れるなどして、なんとか保管に努めているところでありますが・・・

毎年増え続ける家財道具の置き場とも密接に絡んで、保管場所の確保には、一苦労しております。。

ですから、後々のことを考えて、人形は「大きいものは入らない」となるのも?・・・時代的に良く分かります。。

人形屋さんによっては、新しく買って下さる方に限り、古い人形を有償なり無償で引きうけてくれるサービスをしてるとこもあるようですが、・・・なかには足元を見て暴利を貪るとこもあるらしく、・・・ウッカリ頼めません。。

昔ながらの「どんど焼き」に匹敵する、何らかの丁重に処理されるシステムなり、処分場所が求められるところであります。。