griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

いよいよ、空自もイラクから撤収に。。。

政府は28日午前、麻生太郎首相と関係閣僚による安全保障会議を国会内で開き、イラク復興支援特別措置法に基づき同国に派遣している航空自衛隊を年内に撤収させることを決めた。南部サマワで活動していた陸上自衛隊は2006年7月に撤収しており、約5年間にわたった自衛隊によるイラクでの復興支援活動は終了する。
 安保会議での決定を受けて、浜田靖一防衛相は同日午後、空自に対して撤収命令を出す。現地部隊は撤収作業を開始し、一部の支援部隊を除いて年内に帰国する。  政府は今年9月、イラク国内の治安状況が改善していることを理由に、空自撤収の環境が整ったと判断。自衛隊の派遣根拠となっている国連安保理決議の期限が今年末に切れることを考慮し、年内撤収方針を決めていた。今後はアフガニスタンでの「テロとの戦い」を支援するため、海上自衛隊によるインド洋での給油活動継続に全力を挙げる。
 空自部隊はイラク戦争後の04年1月に派遣され、クウェートを拠点に、C130輸送機により国連や多国籍軍の人員、物資をイラク国内に輸送してきた。今月26日までの実績は、派遣隊員延べ約3500人、物資約671.1トンに上る。(了) 【時事通信社 JIJI ドットコム 2008/11 /28-09:47】

まだ国会での承認を経てないので、正式決定とはいえないが、少なくとも泥沼化するイラク情勢の中で、今回、政府による撤収の決定がなされたということは、先の見えない支援に、一つの区切りが付くことになるわけで、色んな意味で大変意義深いものを感じます。。

今回のイラク支援では、空自は世界から賞賛される功績を残されました。そのことは国民としても誇らしく感じるところです。良くやってくださいました。撤収の暁には心からお疲れ様ですと申し上げたい。。

撤退命令が出された後も、部隊の一部には残務整理も有りましょうから、全て撤退となるまでは、まだまだ相当の時間を要するものと考えられますが、兎も角も、撤収のメドが立った事は、国民が皆、うち揃ってお祝い申し上げたいところです。それまでは引き続き安全に留意され、与えられた任務をしっかりと遂行して頂きたい。。

まっ。同盟国の日本でありますから、少なくともブッシュ政権の在任中には、こうした一方的な撤収判断は憚られるのが当然でありまして、それが先の大統領選により、アメリカの政権交代がはっきりした事で、ようやく区切りを付けられる環境が整ったということだと思います。その事はまた、防衛をアメリカ一辺倒に頼って来た日本の危うさを浮き彫りにした結果とも言え、複雑な思いに駆られます。。(v_v)

とはいえ、今の日本の置かれている立場・状況を考えれば?それも在る意味、致し方のない部分で有りまして、当面を考えれば、引き続きアメリカとの同盟を機軸に据えざるを得ぬものと判断します。しかし中長期的に見た時は、日本の有るべき将来への展望として、変わり行くアメリカの流れを受けて、今後は日本も、アメリカ一辺倒を見直し、日本独自の防衛構想も視野に置いた戦略を取らざるを得ない時代が来るものと予想します。。\_(-_- 彡

先の総務省の発表によれば、日本のGDPは、将来、世界第四位に後退するとの見通しを出されました。私的には、これはかなり贔屓目に見た数字ではないかと思っています。むしろ、もっと大きく後退するのでは?・・との悲観論も漂います。そういう時代に備えて、日本の自主独立の立場を如何にして守るか?・・そこには辛くとも核保有を決断せざるを得ない事態も考えられ、ますます国民的コンセンサスが求められる時代へと向かっているように感じられました。。。(*'へ'*)