griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

灯油高騰の影で。。。

札幌・豊平署は16日までに、民家のタンクから灯油を抜き取ったとして窃盗の疑いで、札幌市豊平区平岸一条、無職の男(65)を逮捕した。調べに対し「灯油を買う金がなかった」と供述しているという。【ZAKZAK 2007/11/16】

ウ~ム。なんとも切実なる話である。ちなみに、札幌は、メディアなどが行なう「住みたい都市」ランキングで、何時も上位にノミネートされている。適度に自然と接近していながら、それでいて?街は都会然としており、しかもビジネスチャンスにも溢れている。食べ物も美味いものが多い。そのうえ札幌はオシャレにも敏感な街である。。。

そんな理想的とも思える札幌だが、冬は「やたら滅多ら」寒さがキツイ。とくに厳寒になると?郊外では地吹雪も頻発する。そんな自然であるから、何処の家庭も野外に大型の「灯油タンク」をそなえ備蓄しているところが多い(他県でも雪国は同じ景色だ)。。。

寒い地方に取って、暖かい部屋は何よりもの「ご馳走」である。その為の灯油は、もっとも貴重なものである。それが密かに盗まれてしまうというのだから?道民に取って「油断も隙もない」という事だろう。。。

記事にある初老の犯人は、調べに対し「灯油を買う金がなかったから(盗んだ)」という。確かに急ピッチで値上りしている状況を考えると「さもありなん」という感じもしないではない。寒くなれば彼らも「命懸け」になる。今回も背に腹は変えられぬとばかり「盗み」に走ったものと考えられる。なんとも身につまされる事件である。この男性は、今後は「丹前」と「ももひき」で暖を取って頂きたい。。。

さて気になる「灯油価格」だが、多くのアナリスト達は、更なる原油高を受けて、ついに「リッター100円」時代への突入を予測している。こうなると道民ならずとも、穏やかな心境ではいられない。。。

政府には、一刻も早く東シナ海の「ガス田開発」に着手して頂きたいものだ。モタモタしていれば?いるほど?ズルイ某国によって、すっかり「カラッポ」にされ兼ねない危惧を覚える。自国の資源は、自国民に向けてこそ?有効に活かされるべきである。政府は、そこを良く考えて、素早い「ご判断」を願いたい。。。(`_´メ)