griffin avenue’s blog

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完全黙秘は?意地?それとも?。。。

職務質問の際に警察官の顔を殴ったとして公務執行妨害罪に問われ、逮捕から約4カ月間にわたり身元を明かさず黙秘を続けている男「警視庁東大和署留置17号」に対し、東京地裁八王子支部(松原里美裁判官)は18日、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)の判決を言い渡した。

 男はこれまでに開かれた2回の公判でも質問に一切答えず、検察側は論告で「捜査段階から黙秘を続けるなど反省の様子がない」と指摘。

 弁護側は男と3度接見したが会話ができなかったといい、最終弁論では有罪を前提にして「事件は偶発的」と主張。執行猶予付きの判決を求めた上で「被告がしゃべらないので反省しているのかどうかは分からない」としていた。

 判決によると、男は6月21日午前1時半ごろ、東京都東村山市で無灯火の自転車に乗っていて、パトロール中の東大和署員から職務質問を受けた際、逃げようとして署員の顔を殴った。男は逮捕後、当初の取り調べでは容疑を認めるなど多少の筆談に応じていたという。 【毎日新聞 2007.10.18 12:28】

6月21日に事件は起きた。その後、逮捕されてからというもの、容疑者の一貫した完全黙秘の様子が伝わったのが、9月6日の新聞報道。。この時の奇妙な様子は、当時の私のブログでも紹介した。その後も黙秘し、ついには事件後、釈放されるまで、約4ヵ月に渡り、終始一貫「完全黙秘」を押し通したようだ。未だに名前もわからないから?仕方なく識別として「警視庁東大和署留置17号」と呼ばれていたと思われる。。。

ちなみに?現在、某「経営コンサルタント」会社を営む私の知人も、今から30年以上も前に、当時、まだ学園闘争が華やかりし頃。ピケを張っていた際に、激しく機動隊に抵抗し逮捕されたらしい。やはり記事の男の様に、約半年近くもの間、終始一貫「完全黙秘」を貫き、当時は「~○○号」と呼ばれていたという。既に暫く会っていないが、彼はその後も当時の「完全黙秘」を自らへの「勲章」にしていたという。。。^^

世の中には、ムカつかせると?どんなに宥めようが、すかそうが?テコでも動かなくなる頑固者がいるものだ。はたして記事の容疑者が、どのような理由で「完全黙秘」を貫く気になったのか?全く分からないが、兎も角も、こういう者を相手には?「落としの山さん」のような?よほどタフな執念が必要だ。。。^^

それにしても?容疑となった警官に対する暴力だが、量刑から察して然程の事でもなさそうだ。おそらく。もっと早い段階での?何がしかの「ご免」が有れば?きっと「微罪」で終わっている事件と思われる。にも拘らず「突っ張った」のは?単なる「意地」なのか?それとも「長いものには巻かれない」という?強い「反骨精神」だったのか?今もって不明である。。。(゚.゚)ノ

いずれにしても?「執行猶予」付きの為、警察も暫くは「マーク」を解くことはないと思われる。実に「ミステリアス」な事件であった。。。(~ヘ~;)