griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

仕事柄?甘くなり勝ちな「金銭感覚」を引き締めて頂きたい。。。

紙幣や貨幣を製造する特定独立行政法人国立印刷局(東京都)と造幣局大阪市)が、永年勤続の職員に表彰金を贈り、年間支給総額は印刷局が1億円余、造幣局が約3000万円に上ることがわかった。
 支給最高額は、印刷局が35万円(勤続30年)、造幣局32万円(40年)。特定独立行政法人の職員の身分は国家公務員だが、全8機関のうち国立公文書館など他の6機関や、両局を所管する財務省に表彰金制度はないという。 読売新聞の取材に対し、両局は「国民の理解を得るのは難しい」などとして廃止の意向を示している。
【2007年8月19日3時3分 読売新聞】

永年勤続の表彰というのは、一時期、民間でも?ある程度の会社なら?何処でもやっていた。程度は別にしても?今でも続けているところが意外と多い可能性もある。しかし最近では、私の知るところでも、金ではなく、名前の入った「時計」や「硯セット」などを「記念品」として出す程度に、極めて儀礼色が薄められている。。。

とはいえ。日本は、失われた10年といわれる間に、多くの企業が合理化の一環として、すっかり「経費節減」の考え方が定着した。また現在では、終身雇用の意識が労使共に薄れ行く流れにある。その為か?こうした「儀礼」自体を廃止しようとする「動き」が徐々に広まっている。。。

現在、国も「緊縮予算」に必死に努力している最中にある。そういう中にあって、公務員だけが、依然として、バブルの「なごり」を今に引きずっているようでは、決して好ましい事とは言えず、両局が「国民の理解を得るのは難しい」と判断したのも?ある種「当然の事」といえる。。。

ともあれ両局が、今回、賢明にも「廃止の意向」を示している事は、大変好ましい事であり、一歩前進として評価したい。。。