griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ブラジルも原潜建造?。。。

ブラジルのルラ大統領は10日、予算不足などのため中断されていた同国初の原子力潜水艦の建造計画を再開する方針を明らかにした。訪問先のサンパウロ州の海軍研究施設で記者団に語った。 同大統領は「もう資金不足の心配はない。大きな夢を見よう」と強調。主権国家として、自国で開発する原子炉を用いた原潜保有を目指すと述べた。原潜建造は海軍の核利用プロジェクトの一環で、今後8年間に計10億4000万レアル(約667億円)を投入するという。 【 時事通信 2007/07/11-09:07 】

記事によれば?ブラジルのルラ大統領は「もう資金不足の心配はない。大きな夢を見よう?」と語ったとされる。いよいよ。ブラジルも原潜の建造計画を再開するのか?そうなれば?当然、次は「核武装」と流れは決まっている。はたして米国はどう出るか?ウ~ム。。。

日本は核というと?とかく北朝鮮やイランの方に目が行きがちだが、世界では「核不拡散」の閂(かんぬき)が既にすっかり外れている。好むと好まざるとに拘わらず、それが現実である。であれば?日本も世界で唯一の「被爆国」とはいえ?この先も「理想」のみに?拘ってばかりはいられない。。。

こんな事を言ったら失礼かもしれないが?今や、ブリックスの一角として注目されているブラジルも、ほんの少し前までは手酷い「貧乏国」であった。そんなブラジルに取って、ようやく転機が訪れ、今や著しい経済成長から一躍世界が注目する国になったのである。。。

だが人の心とは浅ましきものである。今や小金を手にし始めたブラジルは?一転して軍備拡大へと動き出し、何れ「超大国」への仲間入りを果たそうとしている。懸命なる皆さんは、これを如何お考えであろうか?。。。

言いたくはないが?日本も、これまでに、どれ程の「債務」を棒引きにし?また経済支援をして来たことか?それを考えれば?この様な流れに?オイソレと納得出来るハズもなく。日本には、一言、注文つける権利がある。これは生活保護者に「どれ程の贅沢が許されるか?」などの議論とは?まったく次元を異にするものである。。。

これらは予め予想されていた事とはいえ?イザ現実として起こり始めると?世界の平和・安定。そして人類の生存に?とてつもない危惧を感じさせるものである。しかも?この流れは「世界的」な広がりを見せており、実に心配されるところである。。。

だからといって(将来は兎も角も)、この気に乗じて日本も「原潜保有」を議論するのは?如何にも愚かしい事であり、また拙速と承知している。しかしそういった流れの中で、日本が生きていく為には、今以上に米国や国連との結び付き・連携を深めようとする事が重要である。その延長で、現在の日米安保における「核の傘」についても?今後、更に踏み込んだ議論が出て来る事も避けられない様に思われる。。。