griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

英運輸省から受注内定を獲得した日立製作所らに保護主義的なブーイングも?・・・

英BBC放送(電子版)は12日、日立製作所などの企業連合が在来線用の高速車両と、同車両の保守サービスについて、英運輸省から実質的に受注内定を受けたことについて、野党保守党や労組が英国での雇用拡大にならないことを警戒していると報じた。【時事通信社 JIJI ドットコム 2009/02/13-08:13】

巨額の赤字に苦しむ日立にとって、英国での受注内定は、この上ない朗報であったに違いない。しかし、その一方では、記事が伝えるように、現地では決定そのものを問題視する動きも出始めている。おそらくは巻き返しを図るグループによる新たなる反攻とも受け取れるものだが、兎も角も引き続き予断を許さない情勢は続くと見られる。。

経済に閉塞感がつのる情勢の中では、こうした動きも?あながち分からぬ流れではない。もしも立場が真逆であれば、日本国内でも同様な議論が巻き起こる可能性は大いにある。。

本来なら、経済の血液ともいうべき「金」が、世界を自由に駆け巡ることが望ましく、それを通して相互経済の活力を促進することが出来るというものである。そこに政府がムリヤリ「規制を掛ける」ことになれば?・・当然、経済は「うっ血」状態に陥る訳であり、そこから来る停滞は避けがたいものとなる。。

既にアメリカでも「バイアメリカン」法が可決されており、保護主義的な色彩の強い法案ゆえに、運用に当たっては、世界から慎重な対応が求められて来た。今後、オバマ新大統領と、その後ろ盾となるアメリカ国民には、目先に囚われて「森を見失う」ことのないように、より冷静な判断を求めたい。。

しかも、こうした保守主義の流れで最も懸念されるべきことは?・・マスコミや政治が過度な「ナショナリズム」を煽ることであり、その事により、忌まわしき「軍靴の足音」を再び呼び覚ます危険もある。この点は、とても重要であり、細心の注意を払うべきものと考える。。

そう考えると?・・こうした事態になれば、双方が幸せになる道を選択すべきが当然であり、ワークシェアリングの考え方は、国家間の取引でも求められる流れとなろう。今後、日立側も、英国民や関係労組と、より真摯な交渉を尽くす中で、共に happy happy による穏やかな着地を目指して頂きたいものである。。。 ヾ(*´∀`*)ノ