griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

天は、人の上に人を作らず。人の下に人を作らず。。。

JR下関駅の火災で、下関署は7日、放火の疑いで住所不定、無職、福田九右衛門(ふくだ・きゅうえもん)容疑者(74)を逮捕した。福田容疑者は「腹が減り、むしゃくしゃしていた。持っていたライターで紙を燃やし、駅舎そばの倉庫付近に火を付けた」と容疑を認めている。(産業経済新聞社 Sankei Web 01/07 13:07)

今回、放火により歴史ある「駅舎」が消失する事になり大変残念に思います。火を付けたとされる「九右衛門」なる男。名前だけ聞けば、なかなか味のある「分別」に溢れる方の印象を受けるが、いったい?どうして、こんな「大それた」事をしでかしたのか?。。。

このところの寒波の影響で、外は恐ろしく冷え込んでいたものと予想される。そんな中。この男は泊まれる場所も無く、寒さと空腹で「理性」がマヒしていた事が予想される。所持金も「僅か」だったという。そんな時に「時間だから外へ出なさい」と駅員に詰め寄られ、憤懣やるかたない「気持ち」から、思わず「ブチ切れた」ものと見える。。。

だとしても?言った駅員には何の「落ち度」もない。ゴクゴク「当たり前」の事を、職務に従い粛々と言っただけの事である。。。

そう考えれば「九右衛門」なる男も、些か「哀れ」を誘う部分を感ずるが、やった事は極めて「重大」であり、貴重なる「歴史的公共物」を破壊しただけでなく、一歩間違えば?何の罪も無い善良なる市民を、死に巻き込む「大惨事」に発展しかねない事件であった。幸いにして死傷者が出なかった事が「不幸中の幸い」である。。。

それにしても今の世の中。「格差社会」の進展から、一握りの「富裕」層と、大多数を占める「低所得者」層なる、「二極化」が拡大して入るとされる。そんな中。今、一冊の本が話題になっている。三浦 展 著による『下流社会 新たな階層集団の出現(光文社新書)』なる本である。『下流社会』。普段あまり聞きなれない言葉だが、どうも?定職にも就かず「上昇志向」もなく、親の家に「パラサイト」的に住み、自らを「下流」と意識しない「ニューゼネレーション」を指しているらしい?。。。

こういう世代が増加すれば日本のGDPはドンドン下降する。結婚にも至らないだろうから、少子化の流れもまた加速しよう。更には、そんな彼等も「人並み」に年は取る。親がいる内は、まだ良いが。。。やがて年を取って、一人になった時、いったい彼等はどうなるのか?国家はおそらく、そんな彼等まで「面倒」は見きれないと思われる。「生活保護」への「逃げ込み」も許さないだろう。。。

かくして「ニュース」にあるような事件が、ますます増えてくる事が予想される。。。。ウ~ム。

まず景気回復だ。「原資」が無ければ政府も手が打てない。。。ライジング・サン!!