[北京 17日 ロイター] - 4月の中国新築住宅価格は前月比で9年超ぶりの大幅な下落となった。不動産部門を支援する当局の取り組み強化が奏功する兆しはほとんど見られていない。
国家統計局データに基づくロイターの算出によると、4月の新築住宅価格は前月比0.6%下落。落ち込み幅は3月の0.3%から拡大し、2014年11月以来の大きさとなった。下落は10カ月連続。
前年比では3.1%下落し、15年7月以来の大幅な落ち込みとなった。3月は2.2%下落していた。
共産党中央政治局は4月の会議で、住宅在庫解消に向けた対策を強化する方針を示した。ブルームバーグによると、当局は各地で地方政府が売れ残り住宅を購入する案を検討している。
杭州市と西安市は先週、住宅市場を下支えするために住宅購入規制を完全撤廃した。他の大規模都市も追随すると市場では見込まれている。
ただ、一連の追加措置が不動産市場の活性化につながるどうかは不明。
住宅価格は70都市のうち64都市で下落。3月の57都市から増加した。【2024年5月17日 16:24 REUTERS】
ネットより、、、
本日、二回目の投稿、、、
あちらさんも、だいぶヤバい雰囲気になって来ましたね。。
日本もバブル崩壊を経験してますから、場の雰囲気は何となく察しがつきます。。
日本の場合は不動産への乱脈融資で銀行経営がヤバくなり、信用不安の広がりから箪笥預金が増えた時代です。。
当時は銀行の強引な貸し剥がしで自殺者も多く出ました。。
あの頃に半沢直樹がいたら?怒りまくっていたと思います。。
そして取り付け騒ぎを防ぐ為「預金保険制度」を発動しました。。
確か一行に付き1000万円までの保証とか?言ってた例のやつですよね。。
それで皆さん複数の銀行に分散預金したものです。それで一端は落ち着くんですが、今、振り返っても、ヤバい時代でしたね。。
記事を読むと、中国では今、地方政府に売れ残り住宅を購入させる案が急浮上してるみたいですが、大体、地方政府の何処にそんな金があるんですかね?、、、ヘ(^^ヘ)
公務員給与や年金も引き下げてる、とか言われてる中で、そんな余裕があれば?、とっくにやってるでしょうに?、、、
てゆうか、そもそも一般市民の血税を使って富裕層の後始末なんて、およそ共産主義らしくない、と思うんですが、、、(v_v)
そうも言ってられないところ迄、追い詰められてる、ってことでしょうかね。。
ちなみに「住宅購入規制の完全撤廃」などは、普通にやった方が良いと思います。。
てか、「まだやってなかったんかい?」、って印象、、、(^^ゞ
ちなみに国営銀行も不動産不況により既に経営はカツカツと見られてます。。
金利を下げて景気を刺激したいところですが、そうすれば銀行は体力を失い経営を更に圧迫してしまう、というジレンマ、、、
日本の時も最後には預金保護のための公的資金投入や国営化も検討したくらいですから、まぁ、バブル処理は一朝一夕では済みません。。
でも昨日のニュースでは、近平さん、ついに「金利の引き下げ」を決断されてましたね。。
それにより潰れても可笑しくない国営銀行が出て来るでしょうが、共産主義の力業がありますから潰れることはないと思います。。😂
いずれ頃合いを見て統廃合に向わさせるんでしょう。。
とまぁ、そうした覚悟をした上で「肉を斬らせて骨を斬る」大バクチに出た、ということでしょうか、、、
デフレで中国国内の消費は冷え切ってますが、長いバブルのお陰で市民の箪笥預金は潤沢でしょうから、そこに賭けたんでしょうね。。
日本のような「預金保険制度」を持たない中国、銀行が潰れれば、多分、潰さないと思いますが、市民は「激怒」必須なハズです。。
そうなっても共産主義の力業で民衆を抑え込む気満々なんでしょう。ヤバい国ですよね。。(ーー;)