griffin avenue’s blog

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日露の友好は、中韓への牽制にもなる!。。。。。

来日中のプーチン・ロシア大統領は21日午前、都内のホテルで開かれた「日本ロシア経済協力フォーラム」(日本経団連主催)で演説し、対日政策の基本方針を明らかにした。大統領は近年の日ロ経済関係が良い方向に発展しているとの認識を示したうえで「両国の間に強力で実務的、長期的な経済関係が生まれれば、政治家による創造的なパートナーシップ構築を支援することになる」と述べた。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 11/21 12:29)


プーチンさんの「領土問題」に対する「ガード」はやはり固かった。テーマがテーマだけに十分「用意周到」な下準備が必要なのだが、今回は外務省も全くといって良いほど「ネゴ」が出来ていない様子だ。プーチン政権になってからのロシアは、以前とは比較にならないほど「経済発展」を続けており、一応の成功も収めている。昔のように「ODA」をエサにした、次元の低い交渉は段々通用しなくなると思った方が良いだろう。だからこそ、領土の話は急ぐべきだ。おそらく時間が経てば経つほど日本に残されたカードは少なくなるに違いない。私的には、領土交渉は「二階建て」交渉も有って良いのではないか?と思っている。。。。。

それにしても、ロシアは、つい最近。「債務不払い」を理由にスイスから国宝の「絵画」を担保に取られるというオソマツな事件があった。経済発展が進むロシアながら「外貨準備高」の点では、依然と「不足」気味である様子が分かった。また治安の上でも「テロ」が頻発しているなど、国情の「不安定」要素からいえば、中国の比ではない。しかし、21世紀が「資源の時代」と考えた時、資源の有無が、ある意味「国家の衰亡」を左右する事になるかも知れない。その点では資源の「持てる国」ロシアとの友好関係は、中国以上に大切と考えた方がいい。そういう意味で、領土交渉には、「二階建て議論」も有って良いという理由がそこに有る。私的には、その方が余程、日本の「国益」に沿うものと考えている。「手に負えなくなって、交渉しても解決の余地はない」 その事は是非とも「頭の隅」に置いておくべきだろう。。。。

先のロシアの潜水艦事故での救出活動に当たっては、大野長官の「モタモタ」した判断から、折角の活躍の場を「英国」にさらわれる「大失態」を演じた。あの時、ある程度、目に見える成果を上げていれば、今回の首脳会談も、違った意味で「なごやかさ」を増したに違いない。「モタモタ」した判断で「中途半端」にやるなら、むしろ、しない方が良い。そう云うのを「無駄遣い」と言います。 こういう時の判断は、立場を「置き換えて」考えれば良く分かる。『本当に困っている時に、危急の時に、本気で助けてくれた人を、受けた恩を、私たちは簡単に忘れるだろうか?いや。一生忘れない。』 私が、これまでもブログ上で、繰り返し「救援活動」は「全力」ですべきだと言ってる訳はそういう意味での事です。。。。。

それこそ「有り難味」の薄い、感謝もされない、不要とも思える「ODA」などは、バシバシ削って、緊急を要する突発的な「救援活動」には、「大金を注ぎ込んで」も全力で当たるべきと考えます。大野長官は、パキスタン地震での「救援機派遣」の際も「モタモタ」していた。あの人は「優先順位」をつける「感性」に欠けているのだろう。はっきり言って「判断力」の無い人は大臣にはムリだ。 額賀さんに代わったので、これからは一安心というところか?。。。。。

ロシアと仲良くする事は、中韓への牽制にもなり、このところ冷えている「米ロ」の「橋渡し」にもなる事を、是非お考え頂きたい。。。。。。