griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

危機感を募らす民主党議員。。

枝野行政刷新相は19日朝、さいたま市内で街頭演説し、報道各社の世論調査鳩山内閣の支持率が急落していることについて、「政権交代に対する大きな期待に残念ながら十分応え切れていないという有権者のいらだちが数字に表れていると、率直に受け止めなければならない」と述べた。 
(2010 年4月19日15時45分 読売新聞)

昨年の衆議院総選挙では、国民による過去の政治スタイルを変えたいとの民意が示された。その勢いは対立候補民主党を予想外の大勝に導いた。。

ところがどうだろう。国民が恋こがれて結婚した相手の真の姿を目の当たりにし、抱いていた期待との「落差」から、裏切られたショックは計り知れないものとなった。。

仮に、その様子をオリンピックの金メダルリストになぞらえて考えみたとする。国民の期待に応え、ある代表選手が見事に金メ ダルを取った。歓喜に沸く国民・・・でもその実、メダルはドーピングにて取ったものと・・後に発覚する。。

その時、国民はどう感じるだろうか?・・国際オリンピック委員会は、どう対応するだろうか・・メダルの返却は言うに及ばず、問題を起こした選手には、今後、 しっかりと反省し、再び再犯の恐れがないことが確認されるまでは、おそらく二度と競技には復帰させないと思われる。厳しくともそれが現実である。。

国民は「汚れた金メダル」など、決して望んではいない。むしろ恥ずかしいことだと感じている。。

政権取るためなら・・何でもやり、取ったら最後・・どれほど恥じ入ることが発覚しても、どれほど国民を裏切って来たことが分かっても、一端、取ったもんは・・絶対に返さないという姿勢をしたら・・・いったい国民はどのように感じるだろうか・・・

メダルは返す必要がないと思うだろうか・・私はそんなことはないと思う。おそらく深い悲しみとともに、激しい怒りを感ずるに違いない。。

鳩山総理にしても、小沢幹事長にしても、人の上に立とうという者は、己の身辺に疑惑がもたれるようではいけない。かっての小泉元総理などは、頂いたバレンタインのチョコさえも、丁重に返すほどの潔癖さを示した。政治家たるもの、己の身辺は常に身綺麗にしておかねばならない。。

しかるに、鳩山総理や小沢幹事長らは、自身に、どれほどの酷い疑惑がもたれても、また、どれほどに追求されようとも、只管、忍の一字で耐え忍び、彼らは、どこまでも「知らぬ存ぜぬ」を通し抜いた。まるで「証拠があるのなら出してみろ!」と言わんばっかりに・・・

この世には、どこまでも図々しいヤツと、ズルク生きようとする者の二つがおり、それらが互いにリンクした時、今の法律は、あまりに非力となる。残念だが・・これが現実だ。トップの二人がこの調子なのだから、その後に発覚した同党の問題議員の面々も、誰一人として責任を取る姿勢は見せない。当然の結果だろう。。

それにも増して酷いと感じたのは、そうした疑惑を問い正す野党議員の真摯な質問に、民主党一年生議員らの取った態度である。汚い言葉で浴びせかける野次の数々・・・

およそ国会議員としての品位の欠片も見られない酷いモノだった。・・本来、そうした者たちを、キチンと窘めるべき立場にある同党の先輩議員らだが、・・彼らを横目にして、単に薄笑いを浮かべるだけで、なんら注意しようとしなかった。これぞ正しく「人に厳しく自分に甘く」・・という「民主党スピリッツ」を図らずも見せつけられた思いがした。。

勿論、自民党も先の総選挙の洗礼を受けて、過去の姿勢を大いに反省しなければならない。それは今さら無論のことである。党が目指して来た方向性に基本的な間違いは認められないが、実現を目指す上での細部の手法に、まだまだ改善の余地があったと認め、反省とともに、今後は国民と真摯な態度で向き合う姿勢に変わってもらいたい。。

といって、・・腐りきってしまった今の民主党から、いつまでも、そうした過去を引き合いに出される謂われは・・もはやない。むしろ今の民主党こそが、与党人として相応しい態度で、国民と真摯に向き合う自覚をもってもらいたい。今の彼らは奢りに満ちている。。 

いずれにせよ。この半年間、国民は彼らの全てをつぶさに見て来た。彼らがして来た発言、そして行動。その一挙手一投足を、しっかりと目に焼き付けて来たハズである。。

次の選挙では、有権者も、その一段と賢くなった目を携えて、あるべき姿に向けて、正しい判断をして下してくれるものと・・私は信じたい。。。\_(-_- 彡