10日民主党に入党届を提出した辻元清美衆院議員(大阪10区)が大阪府高槻市内で記者会見し、「一つでも1ミリでも前に政治を進め、課題を解決していくには、与党として仕事をしていくことが必要。自分の政策を絵に描いた餅で終わらせるのではなく、実現するために決断をした」と、の理由を説明した。
同席した同党府連幹事長の尾立源幸参院議員は「大阪10区に民主党の衆院議員が誕生するのを党としてうれしく思う」と述べた。
辻元議員は昨年8月に社民党を離党し、無所属で活動していた。
(2011年9月11日12時04分 読売新聞)
甲高いキャアキャアで知られる辻元衆議院議員・・・この度、無所属という立場から、今度は正式に民主党議員に鞍替えするらしい。。
この辻元議員、その昔、かっての小泉政権時代だったか?・・・自らの秘書給与流用疑惑が発覚し、その責任を取る形で、国会議員を辞職するという経歴を持っておられる(禊は済んでおられるが・・・)。。
その後、何年か充電期間というか、休眠期間を経て新たな選挙に臨まれたようだが挫折を味わっておられる。そして再び、再起を図る形で社民党に舞い戻り、見事当選を果たすことになる。。
その後、鳩山元内閣では、念願の副大臣を受け、日々、充実したご様子に見えたが、公党間の立場の違いにより、連座的に辞めざるを得なくなって、思わず「悔し泣きする」一幕も見られた。。ヘ(^^ヘ)
あの一件以来、社民党に対し、相当な怨念を抱いていたものと推察されるところであり、二度、社民党を離党し、無所属生活を送ることとなる。。
本来、こういうケースでは、彼女は社民党の票を受けて当選した訳でもあり、離党するならば、それを機に議員辞職もするというのが理屈的にも分かり易い。でも最近こういうケースで素直に辞任を受け入れる議員が少なくなったのも事実。。
・・・と同時に、この件では、社民党内にも同情論があったと推察され、結局、福島党首は、彼女の提出する離党届を受理している。。
つまり「円満退社」ってことだ。。(^^)
そんな特異な経緯を持つ彼女だから、役職待望には、もとより並々ならぬ想いがあったに違いない。。
まっ、昔から「孫にも衣装」「豚もおだてりゃ木に登る」という例えもあるくらいであり、副大臣時代に受けた扱いが嬉しくて、嬉しくて、仕方がなかったのだろう。分からないでもない。。
ちなみに菅内閣で大ヘマをこいてしまった民主党の前原氏の場合はどうだったろうか・・・外国人からの政治献金の発覚を受け、大臣は辞任されたものの、未だに国会議員は辞めようとなさっていない。(法律的には公務員停止に相当するにも拘わらず・・・)
それを想えば、辻元議員の取った態度は如何にも潔く?清々しいものと映る。。
それに引き換え、前原氏の男らしくない態度は、如何にも不適切そのものであり、不十分極まりない。。
本来なら、彼女の爪の垢を煎じて飲むくらいの意識でないといけないハズであり、それこそ辻本議員の足の爪を、よだれを流して舐めるくらいでないといけないのだ。。
それが嫌ならば、屈辱的と思うならば、・・・彼女がしたように、潔く議員辞職をされ、一切の身辺整理を済ませた後に、再び次の選挙で堂々と勝ち上がって来る・・・というのが男らしい「真っ当な」生き方である。。
それなくば、・・・「三歩さがって師の影を踏まず」じゃないが、・・・墾田永世、彼女の前で「偉そうな」ことを言うことは憚られる。。
とまぁそんな訳なのだが、その「天敵」ともいえる?辻本議員が、間もなく正式に入党して来るのである。そう考えるだけで、これからの展開が楽しみで仕方がない。。
それさえも心に感じない方なれば・・・まっ、どうしょもない・・・といえば、どうしょもないところ。。。(v_v)