このところの気温の下がりもあって、ピラカンサスの実が、ようやく色付き始めた。おそらく、あと二週間もすれば、一面が真っ赤に覆われることだろう。その後、一～ニカ月間は、私たちの目を楽しませてくれる。。
今、あえて、一～ニカ月ぐらいと限定したのには理由があって、大抵の場合、その間に、みな小鳥たちに食べられてしまうからである。ピラカンサスの実は、小鳥たちの食べ物の少ない冬場、貴重な栄養源となっている。。
ところがこのピラカンサス・・御承知の方も多いと思うが、鋭いトゲが生えていて、注意して扱わないと思わぬケガをする代物である。。
そんなピラカンサスの実をキレイに食べてしまうとは？・・・小鳥たちも、相当に腹が減っているのだろう。。
これからの時期、食べ物が少なくなると、小鳥たちは少々の危険を冒しても食べようとする。おそらく何羽かは、かなりケガを負っているものと思われる。。
人間界で言う「火中の栗を拾う」感覚に似ている。かくして毎年、年が明ける前までには、このピラカンサスの実はキレイさっぱりと消えている。。
ところで、先ごろ発表された来年度の税収見通しだが、当初見通しの46兆円から大幅に落ち込み、場合によっては40兆円を下回る可能性も出ているという。事態は予想以上に冷え込んでいる。。
そうした場面に備えて、前内閣が用意していた補正予算を、新内閣は片っぱしから引き剥がし、凍結へといそしんでいる。今後、この影響は少なからず出て来て当然である。。
更には、そうした流れに引きずられるように、株価も下落に向かうに違いない。。
小鳥たちじゃないが、何とか生き延びようと・・必死になっている庶民の姿を横目に、そして、景気の底抜けも心配され始めている中で、・・そのような事で大丈夫なのだろうか・・・・
年が明ければ・・貴重なピラカンサスの実も、すっかり消えうせていよう。いったい国民の生活は、これから、どうなって行くのか？・・空恐ろしいものがある。。。＼_(-_- 彡
国民生活の改善を期すためには、何よりも、この不景気から脱却することが最重要であり、その為に、まず何をすべきか？・・そこを最優先に置き、考えて頂きたい。。
タコが自分の足を食い続けるようなマネは・・その場しのぎの消耗戦でしかなく、ジリ貧に向かうだけである。。
民主党主導による「ミクロ面」の改革も結構だが、将来を考えれば「マクロ経済」をしっかり押さえておかないと、この国そのものが潰れてしまう。そこをよく考えて、慎重なる舵取りをお願いしたい。。
ちなみにピラカンサスの花言葉は「慈悲」である。鳩山さんの「友愛」とはチョッと違う。。。＼_(-_- 彡
