griffin avenue’s blog

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新型インフルエンザの緊張が続く。。

メキシコを中心に新型インフルエンザが世界各地に広がる中、同国だけでなぜ犠牲者が増えるのか、専門家の間で謎が深まっている。

 同国の死者数(28日午後10時半現在)は152人に上る一方、同国以外では犠牲者が出ていない。疑い例を含む感染者数(同)は1995人で、豪州の88人、ニュージーランドの54人に比べて突出する。計算上の死亡率は7・6%に達する。 AP通信などは〈1〉ウイルスの種類が違う〈2〉栄養不足〈3〉水不足〈4〉大気汚染〈5〉医療体制の不備――を「考えられる理由」として挙げるが、すべて憶測にすぎない。

 「感染者は報告よりもずっと多いのではないか。軽症の場合、医療機関を受診しない人も多い」と、東北大の押谷仁教授(ウイルス学)は指摘する。感染者数が10倍なら致死率は10分の1に下がる。メキシコ以外の感染者のほとんどが、同国の訪問者なのも、同国内の感染の広がりを裏付ける。

 メキシコでの死者の多くが、通常健康な20~40歳代の一方、米国では幅広い年代の感染者が報告されているのも謎を深める。 誰も免疫を持たない新型インフルエンザは、抵抗力が強い若者ほど、免疫が過剰反応して逆に犠牲になりやすいという意見もあるが、国立国際医療センターの工藤宏一郎・国際疾病センター長は「強毒性と弱毒性の複数のウイルスがあって、メキシコ以外では、弱毒タイプだけが流行しているのかもしれない」とみる。 

疾病対策センターCDC)の専門家は、犠牲者の一部は持病が原因の可能性もあると指摘する。 

ともあれ、現地の詳しい状況が分からない中で、議論しても、結論は出ない。 CDCのリチャード・ベッサー所長代行は、28日の記者会見で「評価は時期尚早。メキシコは米国より深刻に見えるが、全体の一部を見ているに過ぎない。楽観できない」と、今後、米国などでも深刻な症例が増えるとの見方を示した。
(2009年4月29日01時02分 読売新聞)

記事も伝えている通り、発生源と思われるメキシコのみに死者が広がっている点は?・・・確かに・・・不可解といえば不可解。。

そこには医療体制の違いが背景にあってのこととは思うが・・・それにしても?・・・という疑問は残る。。

ともあれ、全てはまだ始まったばかりにすぎず、現在、飛び交っている情報の多くも、皆、憶測に過ぎないものばかり。まだ分からないことだらけである。。

CDCのリチャード・ベッサー所長代行が、記者会見で述べたとされる「評価は時期尚早。メキシコは米国より深刻に見えるが、全体の一部を見ているに過ぎない。楽観できない」・・・というのは、まさに当然と感じられた。。

いずれにしても、新型インフルエンザが、今後どこまで広がりを見せるのか。安らかなる日々は、いつになったら訪れるのだろうか・・・・

緊張する日々は、まだ当分続きそうである。。。\_(-_- 彡