griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

何もかも体罰と決めつけた?・・過去の誤った教育に対し最高裁が一石を投じる。。。

男性臨時講師が小学2年の男児の胸元をつかんだ行為が「体罰」に当たるかどうかが争われた訴訟の上告審判決で、最高裁第三小法廷(近藤崇晴裁判長)は28日、「講師の行為は教育的指導の範囲を逸脱せず、体罰に該当しない」として、体罰を認定した二審判決を破棄、男児側の請求を棄却した。 判決は、教師が直接手を下す「有形力の行使」が学校教育法の禁じる体罰に当たらない事例があり得ることを示した最高裁の初判断で、教育現場に影響を与えそうだ。 同小法廷は体罰の認定にあたり、目的、態様、継続時間などを考慮すべきだと指摘。胸元をつかむ行為について「やや穏当を欠くところがなかったといえない」としながらも、「男児が悪ふざけをしないよう指導するためのもの。肉体的苦痛を与えるためではないことは明らか」と述べた。
日本経済新聞社 NIKKEI NET 2009.04/28 15:20】

流石は最高裁である。やっと、まともな判断をしてくれた。。

これまで、現場の教師は学級崩壊を前にして、教育委員と親との間で板挟みになっていたと思う。気の毒なことである。。

問題児童を立ち直らせるときには、時として、強い意志を示さねばならないこともある。それが当然ではないか・・・

目に余る行為の児童に対し、本来なら往復ビンタを見舞うところながら、今の時代は、それもままならず・・・

せめて胸倉をつかみ、児童の目を睨み付けながら、気迫ある言葉で諭すしかないというのは?・・感覚として良く分かる。。

それでも尚?・・不平を並べる「分からず屋」な親に対しては、「だったら?・・お前が来て黙らせろ!」と言うべきである。。

それを「体罰体罰だ」と、こと更に騒ぎ立てる?・・親の神経の方が、私には余程にイカレているとしか思えない。。

にも拘らず、これまで何でもかんでも現場教師のせいにしようとする?教育委員の事なかれ姿勢が?・・無気力なサラリーマン教師を乱造してしまった背景ではなかったのか?・・・

特に近年、問題を起こす教師が、やたら増えた背景には、おそらくは現場教師の、そうしたストレスも背景にあってのことではなかろうか?・・・私は、そんな教師たちに、少しでも教育者としての誇りを取り戻させてあげたいように思う。。

これからの時代。親は我が子の躾けを、家庭内で自らの責任でするのか?・・或いは、もしもそれが出来ないというのなら?・・教師に一任した上で、今後は余程のことでもない限り、差し出がましい口出しは一切しないことである。。

故事に習い「可愛い子に旅をさせろ」というつもりで接し、我が子の成長を、遠くから見守る姿勢が大切である。その意味で、今回、最高裁の下した判断に私は大きな拍手を贈りたい。。。\_(-_- 彡