中国の胡国家主席は７日の福田首相との会談で、中国首脳で初めて日本の国連安全保障理事会常任理事国入りに肯定的な姿勢を表明。首相はギョーザ中毒事件で真相究明の意思を強調、捜査協力を求めた。東シナ海ガス田問題では、共同開発対象海域の一部で双方の立場が一致した。日本の常任理事国入りについて胡主席は「日本の国連における地位と役割を重視し、建設的な役割を果たすことを望む」と応じた。
【KYODO NEWS 2008年5月7日（水）20:32】
首脳会談において、中国が日本の常任理事国入りについて、肯定的態度を示したと報じられているが、日本人として、これを「一歩前進」と喜ぶべきか？・・「金玉を握られてしまった」と悲しむべきか？・・私的には「めでたさも中ぐらいなり おらが春 」である。。
しかも首脳会談の声明を見る限り、総論賛成だけで、各論には何ら合意に至っていない。ダライ・ラマ側との交渉も、多分、同じ感じではなかろうか。。
勿論、やらないよりは？やった方が良いに決まってるが、会談の成果として、声明に「ヌカ喜び」をする様では？・・私は侮られるだけと苦言を呈したい。。
今後、共同声明に沿って、事務方の後詰めが、何処まで具体的に進むものか？・・暫くは成り行きを注目して見たい。それに依って、今回の首脳会談が成功だったか否かの正確な判定が付こうと思う。。。(ーー;)
