金沢市鞍月で先月２３日、石川県警警備課の向出智之警部補（４４）が自室玄関で腹にナイフが刺さった状態で見つかった事件で、県警の調べに対し、向出警部補が自分で腹を刺したと話していることが２日、わかった。 「能登半島地震で仕事が忙しく疲労がたまったため、仕事に行きたくなかった」と供述しているといい、県警は「男に襲われた」とする警部補の説明が作り話だったとして、軽犯罪法違反（虚偽申告）の疑いで追及している。
【2007年6月2日11時59分 読売新聞】
警察官は確かに大変な仕事である。サラーリーマンとは違い、休みも有ってなきが如しである。大きな災害や事件が有ると？消耗戦のように働きづめになってしまうのだろう。気の毒である。。。
多分、この警察官も、相当に疲れが溜まっていたのだろう。自腹を刺してまで？休もうとしたくらいだ。半端じゃない疲れ方だったと思われる。。。
それにしても石川県警も石川県警である。部下の体調も理解していないようでは？おそらく犯人の心も読めんだろう。。。
民間会社だと？こういう場合、互いにカバーしあうのが普通だ。しかし縦割りの警察組織では、それもままならないと見える。今回の事件が、供述通りだとすると？人間は、追い詰められると？思いがけない事もしでかすという見本だ。。。
事件自体はバカな事件だが、何とも哀れを誘う事件でもあった。。。
