griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「モラルハザード」に悩む三社祭。。。

江戸三大祭りの一つ、東京・浅草の三社祭が20日、最終日を迎え、クライマックスの「本社神輿渡御(ほんじゃみこしとぎょ)」が行われた。 しかし、浅草神社との取り決めを無視して担ぎ手が次々に神輿の上に飛び乗った。 今回、浅草神社は担ぎ手側に「神輿に乗って騒ぐのは神様を冒涜(ぼうとく)する行為」として、“神輿乗り”の禁止を通告。担ぎ手が所属する同好会と呼ばれる各組織も了承していた。 ところが、午前7時過ぎ、本社神輿が境内から浅草寺境内に出てくると、数人の法被姿の男衆が次々に飛び乗り、会場は「乗ったぞ、乗ったぞ」などの叫び声とともに騒然となった。 マイクを手に儀式を仕切っていた宮頭(みやがしら)と呼ばれる役職の男性が「引きずり下ろせ」とどなったが、男衆らは見物客に向かってバンザイしたり、扇子を振り回したりして騒ぎをやめなかった。 その後、神輿は街を練り歩いたが、神社関係者によると、神輿乗りは午後になっても続き、最終的に20人以上が神輿に乗ったとみられる。 浅草神社は祭りの開始前、神輿に1人でも乗ったら、境内から出る時の「宮出し」と呼ばれる行事を中止すると、担ぎ手側に通告しており、今後の対応を協議している。今年の三社祭には、3日間で計約150万人が訪れた。【2007年5月20日19時54分 読売新聞】

ウ~ム。。。何につけ「モラルハザード」の進む時代である。当初から予想されていた事とはいえ?実に「困ったモン」と言うほかはない。。。

記事によれば『浅草神社は担ぎ手側に「神輿に乗って騒ぐのは神様を冒涜(ぼうとく)する行為」として、“神輿乗り”の禁止を通告』・・・とある。だが、今の時代。通告さえすれば?守られるだろうと思う発想は?少し甘いぞ!。。それは官僚の発想だ。今の世の中。そんなモンじゃない。。。

この場合。選挙ではないが、予め一人当たり百万円くらいの供託金を設け、違反した場合は無条件で没収とするくらいにしておかないと?この種の「歯止め」にはならない。。。

今後のこともあるから、主催者は、今年はキチッと『筋』を通した方が良いだろう。その上で、様々な「防御策」を講じた上で、来年は同じことが起きないようにすべきだ。中止に伴う「リスク」も大きいが、ここで筋を通さねば『神社の威光も地に落ちた』といっても過言ではなくなる。。。

確かに、地域によっては?認めるところもあろう。だから、どうしても「神輿」に乗りたければ?乗らせてくれるところですれば良いハズだ。「三社」の場合は主催者たる「宮側」がダメと言ってるのだから?ダメなのである。これは決して「理不尽」な話でもなんでもない。それぞれの持つ「ポリシー」の問題である。言うなれば?これが「三社」の「アイディンティティ」である。その意味で、担ぎ手は、あくまでも「主催者」側のルールに従がうのが当然である。議論の余地はない。。。。