griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

「山小屋」開きの相次ぐご難。。。

岐阜県高山市北アルプス・弓折岳(2588メートル)近くの尾根で、「双六小屋」支配人、森下時貞さん(43)=長野県松本市=が転落し行方が分からなくなったと、同行の従業員が27日早朝、高山署に通報した。岐阜県警はヘリコプターで捜索し、同日午後0時40分ごろ、尾根から約150メートル下の斜面で森下さんの遺体を発見、収容した。 調べでは、森下さんは26日午後3時ごろ、小屋開きの準備のため従業員4人と登山中、弓折岳と小屋の間の尾根でバランスを崩した。当時、現場は猛烈な吹雪だったが、森下さんは「大丈夫だから先に小屋に行け」と指示したという。一度は尾根まで戻ったが、再び転落したらしい。
産経新聞  Sankei Web 2007/04/27 17:02】

先のヘリコプター墜落事故といい。今回の遭難事故といい。「山小屋」開きとは?これ程に難儀なものなのか?。。。

登山者にとっては無くてはならない「山小屋」だが、こういう犠牲の影で維持されていると思うと?実に尊いものを感じる。。。

それにしても?当時、現場は猛烈な吹雪だったと言われている。そんな中で何故、かかる初歩的とも思える「判断ミス」をしてしまうのか?。。。

しかも?毎年この時期になると?お決まりのように?天候の急変や?雪崩れによる遭難事故への注意が繰り返されている。にも拘らず?一向に減らない遭難事故。少しも学習が感じられない。。。

そこには己の登山技術への「過信」や、山への「軽視」が見え隠れする。登山者は、単に山を愛するだけでなく?もっと山に対する「畏怖」の念を抱くべきだ。そして危険なときは?ためらわず「引く」勇気を持って欲しい。。。

しかしながら?今年も「春登山」に対する極めてベタな?「警鐘」が虚しく繰り返されるのである。ともあれ。お亡くなりになった方には、心よりご冥福をお祈りします。。。(~ヘ~;)