griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ゴミも分別すれば「宝の山」。。。

北海道函館市の道立工業技術センターなどは、スルメイカの墨に含まれる黒色の色素を使ったインクを開発した。 イカ墨は生臭く、固まりやすいために、これまでインクとしての利用は難しかった。同センターなどは酵素を使い脂質とタンパク質を分解し、色素を取り出す技術を開発。脱臭することにも成功した。 イカ墨から作られたインクは人体に無害のため、薬のカプセルや卵など食品の賞味期限の印字などへの応用が期待されるという。紫外線を吸収するため、日焼け止めクリームなどの化粧品や、サングラスに練り込むことも検討している。
ZAKZAK 2007/01/12】

イカ墨」を利用した黒インクねえ。発想は悪くはないが、インパクト的には極めて弱い。ケチを付ける訳ではないが、素人目には「ハエ」がたからないかと気になってしまう。。。

ちなみに、食品に使われている色素には意外性に富んだものも少なくない。例えば?「赤色」色素などの例では「カイガラ虫」の体液を使ったものもある。しかもそれは「発色」の点で他を圧倒する性能を持ち「熱焼け」も少ないことから?一般に広く利用されている。それを思えば「イカ墨インク」への期待も分からぬではない。ただ最近は、表示法の観点から「イメージ」を気にする向きもあり躊躇するところも出て来ているとされる。。。

廃棄物として厄介な「イカ墨」を、発想の転換から、一挙両得の「宝の山」に変えたい気持ちは良く分かる。だが現実は厳しい。「イカ墨インク」も正攻法で攻めたら?あえなく「撃沈」かも知れない。余ほど「プレゼン」に工夫されないと厳しい予感もある。食品への利用でないなら?それほどシビアに考える必要もないのかも知れないが、今日的には、何といっても「イメージ戦略」が大事になる。。。。