太平洋セメント特別顧問で、地方制度調査会会長などを務めた諸井虔（もろい・けん）氏が昨年１２月２９日午前１１時４０分、悪性リンパ腫のため東京都文京区の病院で死去したことが４日分かった。７８歳だった。東京都出身。葬儀・告別式は近親者で行った。お別れの会を開くが日時、場所などは未定。喪主は長女の夫の諸井勝（もろい・まさる）氏。 １９５３年に東大経済学部卒業後、日本興業銀行（現みずほフィナンシャルグループ）に入行。６７年に秩父セメント（現太平洋セメント）に移り、７６年に社長、８６年に会長に就任し、２０００年に相談役に退いた。 財界の論客として活躍し、経済同友会副代表幹事や日経連（現日本経団連）副会長などの要職も歴任。ただリクルート事件の関連で未公開株を譲り受けていたことが発覚し、同友会副代表幹事を辞任した。
【ZAKZAK 2007/01/04】
去年は「お元気」でいたと思っていたのに？何時の間に具合が悪くなっておられたのだろう。楽天によるTBSとの経営統合の件では、何とかコメントを取ろうと、ブル下がる記者たちに、三木谷は「もっと人間を磨け」と、のたまわっていたのが？何とも痛快に思い出される。。。
サンプロにも何度か出ておられたが、画面から受ける印象は、どちらかと言うと「しゃべりたがり屋」タイプとお見受けした。しゃべり始めると？止まらない感じの方で、自分に早く質問が回って来いと？ウズウズしながら待っている様子がリアルに映し出されていた。(^-^)
太平洋セメントに移っても、最後まで興銀の誇りを持ち続けた？良きに付け悪しきに付け、味と、アクを併せ持った豪腕なる方であった。そんな財界の「うるさ型」が、昨年末、俄かに身罷ったという。ご冥福をお祈りする。。。。。
