griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

不明朗なジャッジをすべきでない。。。。

昨年12月に投開票された徳島県鳴門市議選で、1票差の次点で落選した元市議の明野尚文さん(76)が、最下位で当選した坂東成光市議(61)が得た「バンド ヒゲ」などと書かれた票は無効だとして、県選管を相手取り当選無効などを求めた訴訟の判決が6日、高松高裁であった。馬渕勉裁判長は「一定の範囲の市民の間で『ヒゲ』は市議の通称として認められており、有効」として原告の訴えを棄却した。 
【2006年11月6日13時4分 読売新聞】

ヒゲねぇ。。。確かにそういう判断もあろうと思うが??私的にはウ~ムである。というのも?今回は一票差で当落が決まると言う?稀に見る激しい接線の選挙であった。漁師じゃないが「板子一枚下は地獄」の例え通り、例え一票差と言えども「勝ちは勝ち」「負けは負け」の厳しい世界である。正しい「記載」の差なら?真摯に受け止めるべきは言うまでも無いが、この様な不明朗な記載で、果して当落の判定など出来るものだろうか?という思いはある。。。

仮に「誤字」の類であるなら?「有り勝ちな」事として判定も容易に付く。だが幾らなんでも「ヒゲ」ではねぇ?極端な話。「ヒゲ」で良いなら?「ハゲ」の場合はどうなの?とか。果てしなく「グレーゾーン」が広がって行く。票が拮抗しているだけに、みんな真剣だ。それ故、今回の判決で勝った方は兎も角も、敗れた方の陣営にして見れば?到底、納得が出来るものではなかろう。。。

素人目に見ても?この場は、やはり「無効票」とするのが常道である。その上で「再選挙」をするか?さもなくば?同点決勝として、一般的には、クジか?ジャンケンで、あっさりと決める方が、凡そ「すっきり」していると言える。それなら?当人たちも?そして選挙民も一応の納得はするだろう。だが曲解?で「ヒゲ」を有効票にし、「勝ち負け」を決めるとなれば?如何に民意とは言え?承服しかねる者がいても無理からぬ事である。極端に言えば?神聖なる選挙を愚弄する行為とも取れる。どちらにしても?遺恨は避けられない。。。

スポーツの世界なら?こういう場合。当然、再試合である。不明朗な「ジャッジ」は出来るだけ避けた方が良い。いや避けるべきだ。多分、負けた側は、意地でも控訴するだろう。私なら?そうする。。ヒゲで負けたとなれば?後世に残る恥辱である。。。。