今年の日本は未だに梅雨明けず。異常な長雨が続いている。むしろ「梅雨」と呼ぶには、あまりにも長すぎる多雨ブリである。。。
これまでも気象予報士は、気象のよく分からない？未解明なる部分については、兎角「エルニーニョ」のセイにする事が多かった。しかし私は、日本が被っている「異常気象」の背景に、中国の「環境破壊」が主たる原因になって来ているのでは？と問いかけたい。。。
単なる当て推量では有るが、仮にそうだとすれば？？これは一過性のものではなく、今後、経年に渡って起きる可能性が高い？と覚悟せねばならない。更には、それが日本だけではない全地球的な規模で進んでいると？見えなくもない。真に由々しき問題である。。。
長野県の田中知事は、自ら唱えていた「脱・ダム宣言」が支持され当選を果たした。。彼は、敢えて環境破壊と金の掛かる「ダム」に頼らなくても？治水の補習で、十分「水害は防げるもの」という持論を唱え、計画中の「ダム建設」を断罪し、これを差し止めた。。。
その長野が、今回、「異常気象」の煽りとは言え、豪雨による土石流や河川の決壊から「大災害」に見舞われてしまった。。今思えば？田中知事の判断は、本当に正しかったのか？。。彼の意見に賛同し投票し、そして今回、家を失い、家族を失った岡谷の人たちの胸に、今、「どの様な想い」が去来していようか？。。。
折りしも長野は、今、知事選を迎えている。。田中知事の、ビジョンと現実を、再度、正しく見つめ直し、四年に渡った田中知事の功罪。そして公共事業の在り方が、今、問われようとしている。。。。
