griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

中国残留孤児

厚生労働省は22日、中国残留孤児12人と残留婦人5人の計17人が、23日から3月7日まで一時帰国すると発表した。国の委託を受けた中国残留孤児援護基金の事業。滞在中は都内近郊を見学するほか、身元判明者は親族を訪問する。孤児7人は身元が判明していない。集団一時帰国は年4回実施しており、今回は2005年度の4回目。 (産業経済新聞社 Sankei Web 02/22 19:54) 

少し前NHKの再放送で「大地の子」が放映されていたが、戦後。異国の地で途方にくれる日本人孤児を引き取り、慈しみ育ててくれた神様のような中国人の「育ての親」を捨てて、日本に帰国した1人の中国残留孤児を通して、その愛と苦悩に満ちた「葛藤」をドキュメンタリーで伝えていた。。。

中国残留孤児 の育て親である中国人が、頼りにしていた子が帰国してしまった為、老後の生活に難渋しているという姿を見て胸がつまる思いがさせられた。政府が行う援助も、こういう人達にこそ向けられるべきではないかと感じた。日本人としても、心からの感謝の念を捧げたい。。。

耐震強度」不足のマンションを買った住人も、確かに「気の毒」には違いないが、やはり「自己責任」は否めない。それに引き換え、戦争という国家の運命にも翻弄されて図らずも異国の地で孤児となった者を、育ててくれた中国人の「育ての親」には、その子供ならずとも「同義的」に守って上げたいという気にさせられる。。。

厚生労働省は引き続き、「中国残留孤児」や、それを育ててくれた中国人の「育ての親」への支援活動を、積極的に続けて頂きたい。一方、記事にもある様な「残留婦人」は、自己責任で残ったという意味合いも強く残る為、一定の援助も必要としながらも?これらと同列に考えるべきものではない事は明白である。。。

なんと言っても、まず考えるべきは「井戸を掘ってくれた人を、いつまでも忘れない」とする中国人の「美学」を、逆に如何に刺激するか?という事である。それらの行いは、何れ、日本人への「好感度アップ」として跳ね返ってくる事に疑う余地は無いと思われる。。。。