日本列島に被害をもたらした台風10号が接近した鹿児島県・屋久島で、樹齢3000年といわれる白谷雲水峡の「弥生杉」が倒れるなどの被害が出ている。【2024/09/02 23:33 読売新聞】
日本列島の各所で様々な被害を齎した台風10号、、、
その爪跡は、鹿児島、県屋久島にある「弥生杉」にも及んでいた。。○| ̄|_
樹齢が3000年ともいわれ、国指定特別天然記念物となってる「弥生杉」、、、
台風10号の暴風雨を受けて倒木したと見られる。。
屋久島沖通過時の最大風速は70m前後であったと推定され、鉄塔さえもなぎ倒す自然の猛威の前には為すすべもない。。
仕方がない、と言えば、仕方がないんだが、、、なんとも、残念。。(_ _|||)
まぁ、台風のような?、ある意味、防ぎようのない自然災害は兎も角としても、屋久島の古代杉が人間の横暴により切り倒されてしまった悲しい過去もある。。
歴史の中に登場する有名な逸話には?、秀吉が下した屋久島の古代杉伐採命令がある。。
大阪城築城に使った?、とも、京都のお寺(京都方広寺)を建立するにあたり使った?、とも、言われてるのが屋久島の古代杉、、、
酷い話だと思う。。
昔から古い樹木には魂が宿ってるとされ、やむを得ない場合を除き、やたらに伐るべきではないとされている。。
それこそ西武鉄道の親会社であり、プリンスホテルの開発を手掛けた国土計画の堤義明の逸話は有名だ。。
リゾート開発に当たり、堤義明が部下に命じたことは、あるがままの自然を出来るだけ残すこと。。
木は最小限の伐採に留める。。
堤義明の自然に対する並々ならぬ敬意が感じられる逸話であり、プリンスホテルが価値があるとされるのも納得である。。
秀吉とは、ある意味、真逆の生き方ですね。。
確かに秀吉は日本国内で天下を取りましたけど、堤義明は バブル期には資産総額で世界一になってますからね。。
凄い人です。。
自然の前に人はあまりに無力であり、抗えない部分も感じますけど、だとしても、こうした古木が自然災害により倒れてしまうのは?、ホント残念ですね。。
山梨県北杜市の「山高神代桜」、こちらも推定樹齢が2000年とも言われる超の付く古木ですが、幾たびの台風を受けて、幹が折れ、枝が折れて、変わり果てた姿になってますが、樹木医の頑張りで何とか持ち堪えて、今も時期になると美しい花を咲かせてくれます。。
神奈川県鎌倉にある鶴岡八幡宮の大銀杏(推定樹齢1000年)も、長年の風雪で 2010年3月に折れました。。
八幡宮では歴史的に貴重な大銀杏のDNAを未来に残そうと、子孫である苗木を植えてるようです。。
今回は台風10号が齎した自然災害でありましたけど、あるがままの自然は出来るだけ未来に残したいものですね。。
写真は我が家の庭に残る柿、、、
先祖が植えたものであり、太いところでは幹周りが2m以上になってますから、おそらく樹齢200年は経ってると思います。。
こちらも大切にしたいと思います。。🤧