griffin avenue’s blog

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化石の分析により恐竜の色と柄が判明した。。

ロンドン(CNN) 中国・遼寧省で見つかった恐竜の羽毛の化石にメラニン色素を確認したと、英国と中国の研究者が27日、英科学誌ネイチャー(電子版)で発表した。体表面を覆っていたと考えられている羽毛の色がわかったことで、恐竜の体色が初めて確認されたことになる。 英ブリストル大学と中国の研究グループは、約1億年以上前の白亜紀前期の地層から見つかった「シノサウロプテリクス(中華竜鳥)」の羽毛の化石を電子顕微鏡で調査。その結果、赤みがかかったオレンジ色の色素を確認した。 さらに、尾の部分は縞模様だったと推測。着色した想像図も公開した。研究に協力したブリストル大学のパトリック・オー氏はCNNに対し、「恐竜の羽毛の色を確認できた初めての成果で、非常に大きな発見」だと話している。
【 2010.01.28 Web posted at: 17:24 JST Updated - CNN 】

多くの学者のご努力により、これまでも採取した化石などから、恐竜の大まかなる体形が確認されてきた。たが化石という性格上、細部の色や柄までは判明出来ないでいた。。

これまで私たちが、普段、目にして来た恐竜の図鑑や復元に描かれていた様々なカーラーリングや模様は、実は・・すべて想像によるものであった。。

その事は私も以前から知っていたが、化石ベースの研究でもあり「どうしょもないもの」と、別段、気にも留めて来なかった。。

何時だったか・・もう随分前になるが、シベリアの永久凍土からマンモスの遺体が発見されたというニュースが伝わった。ご記憶の方も多いと思われる。あの発見によりマンモスのほぼ全てが分かった。。

マンモスは一説に紀元前1700万年前までシベリアに生存していたとされているため(Wikipedia)、それらが偶然にも永久凍土という自然の冷凍庫に守られ保存されてきた・・というのは理解もできるし奇跡的なことである。。

以前、ジュラシックパークの映画が公開された時、あのマンモスのDNAとアフリカ象のDNAを掛けあわせれば、現代にマンモスが復活するだろうに・・と真剣に思ったもんだ。実際、そういう研究もあると聞くが・・その後どうなんだろう。。

今回、CNNが伝える内容では、> 約1億年以上前の白亜紀前期の地層から見つかった「シノサウロプテリクス(中華竜鳥)」の羽毛の化石を電子顕微鏡で調査したら?・・検体の中に色素が確認できたというもの。。

これが事実なら、もの凄い発見と言えまいか。今まで化石だからと諦めてきたものが、科学の進歩により、新たな奇跡を呼び込むことが出来た・・最初の一歩という感じがする。これは素人目に見ても凄いことだと思う。。\_(-_- 彡