griffin avenue’s blog

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千葉県の畜産団地内で豚の死骸を埋めたとして逮捕される。。。

千葉県市原市の畜産団地内で穴を掘り、豚の死骸(しがい)を埋めたとして、千葉県警環境犯罪課などは8日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで市原市飯給、片岡畜産社長片岡五輪男(44)、同市光風台、南総畜産社員平野正明(44)両容疑者を逮捕した。いずれも容疑を認めているという。 調べによると、片岡容疑者は先月4日と7日、畜産団地にある会社敷地内で豚3頭の死骸(約50キロ)を穴を掘って不法投棄。平野容疑者は同月9日、豚16頭の死骸(約220キロ)を捨てた疑い。 同署によると、両社は県の補助事業で造成された畜産団地に入居。その後20年以上、豚の死骸の正規処分をしていなかったという。 片岡畜産は1カ月当たり約50頭、南総畜産は同20-30頭ほどの死骸が出ており、自社敷地内に埋めていたとみられる。
時事通信社 JIJI ドットコム2009/01/08-21:36】

千葉県にも、色々な工業団地があって、それらは皆、県などの補助を受けて造成が進められた地域である。記事にある畜産団地もそれらの一つと言えよう。。

昔と違って、今は廃棄物処理法があり、不法投棄が厳しく処罰される時代だ。ましてや今回のように、当地が県などの補助を受けて造成された土地なれば、当然、色んな人らの監視の目に晒されることになる。。

この件は豚が死んでしまい、処理に困ったあげく、自社の敷地内に穴を掘って埋めたことが廃棄物処理に触れるとされた。まっ、厳密に言えば、その通りに違いないが、でも一昔前を考えると?或いは地方の山村なら、ことによると?・・今でも普通の景色かもしれない事例と感じられた内容である。。

しかも異常な死に方を隠蔽する目的でしたなら?・・俄然、話は変わって来るが、通常の死因であれば、そこまで大騒ぎせずともと?・・些か逮捕された者への同情が湧かぬでもない。。

よく他人の土地に、無断で使用済みタイヤや、家電製品を不法投棄しては、社会問題になることが、しばしばある。それは言語道断だが、例え自分の土地であっても、野積みなどをすれば、当然、周囲に悪臭や美観の点で迷惑を及ぼす事も避けられない。であれば同様に有ってはならないことは無論である。。

しかし家畜などの生き物が死んで、自分の敷地内に埋葬?するなら?・・これほど大騒ぎする必要もなかろうに・・・とは?正直、思ってしまいがちになる。ちなみに、一般家庭で、ペットが死んだ場合など、都会では、人と同じように葬儀を執り行ない火葬するところも増えたと思われる。でも田舎に行けば?・・・といったら失礼になるかもしれないが、まだまだ自分の敷地内や、近くの山などに埋めてしまうことも多いのではなかろうかと?・・想像される。。

有毒な化学薬品や、使用済みの医療器具などを、埋めていたとなると?・・とんでもない事だが、今回の件では、埋めていたモノがモノだけに、逮捕者の罪の意識は極めて薄いように思われる。。

現代は環境保全が厳しく叫ばれる時勢である。その為に廃棄物処理法が様々な規制を掛けている。だからこそ今の環境が保たれているのは事実であり、それを考えると?・・市民としては少々の我慢は、お互い様の範疇と諦めるしかないのかと?・・分かってはいるものの・・それでも何となく、う~むと考えてしまうニュースであった。。。