griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

ポリオの根絶を期待する。。。

ポリオ(小児まひ)撲滅を進める世界保健機関(WHO)は1日、自然界に存在する強毒のポリオウイルス(野生株)制圧に99%以上成功し、「来年には全世界で感染が終息する見通しだ」と発表した。WHOによると、これまで多くの患者を抱えていたエジプトとニジェールの2か国で、過去12か月患者の発生がなく、野生株による感染が残るのはインド、パキスタンアフガニスタン、ナイジェリアの4か国のみとなり、患者数も世界で約1800人にとどまっている。WHO当局者は、今後も感染国・周辺国でワクチン接種を進めることで、来年には全世界で感染が終息するとの見通しを示しており、その後3年間の無発生を確認した上で「根絶宣言」を出す方針だ。(2006年2月2日21時5分 読売新聞)

喜ばしいニュースが入ってきました。何とか根絶できれば素晴らしいことです。そう言えば?うちの子もジフテリア、百日ぜき、破傷風の三種混合ワクチンと、ポリオワクチンや、ハシカの予防接種なども打っていましたね。。。

思えば、私が子供の頃は、今と比べて人々の衛生に対する意識も格段に劣っていましたし、また生活にもゆとりが無かった時代です。そのせいか。ポリオなどを煩った子供達が、多く発生していた様に思います。「 不自由な足にギブスを巻き、引きずる様にして歩くお子さん 」の手を引くお母さん達の姿を見るに付け、当時、子供ながらにも「何とも可哀想だな」と感じたものです。あれから40年前後が経過し、時代も二十一世紀に入った今日。ようやくにして根絶まで、あと一歩と漕ぎ付けられました事は、関係者の皆さんの熱い熱意と、絶え間ぬ「ご努力」に敬意を表さずにはおられません。。。

そんな中で、今日、日本ではワクチンの「摂取」を見直そうとする動きが出ております。背景には、僅かでは有りますが、重大「副作用」が起きている事も要因として上げられます。しかし長年の弛まぬ努力と摂取の継続が、今日の状況を作り上げていると考える時、やはり「摂取」見直しの動きは「慎重」であるべきものと考えます。特にポリオは経口伝染するとされ、ひとたび蔓延すると「障害児」の大量発生が懸念され、その「悲惨さ」は勿論ながら、将来の「医療費」や、様々な「福祉費」の負担増にも波及する事態に繋がって行きますので、十分注意が必要だと思います。。。