griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

門松や めいどの旅の 一里塚 めでたくもあり めでたくもなし。。。。。

病院での入院日数の長さは、日本が20.7日と加盟30カ国で断トツ――。経済協力開発機構OECD)が8日公表した「図表で見る医療」(2005年版、隔年刊)で、こんな結果が明らかになった。政府が取り組む医療構造改革でも長期入院の是正が大きな課題となりそうだ。 (日本経済新聞社 NIKKEI NET 11.09 19:01)  

今回の報道の長期入院の是正提議は、医療費の削減を進める狙いと、ベッドの効率化を進める目的もあるんでしょうね。開腹手術などで入院すると、以前なら、まず1週間くらい安静にし、その後は「養生」も含めて延べで1ヵ月程度の「入院」というスタイルが普通ではなかったと思いますが、今は「医療方針」が、ガラっと変わった様で?「腸閉塞」の予防を理由に、スパルタ式に患者を術後1日から2日でドンドン歩かされます。その方が回復を早めるという理由があるのでしょうが、患者も、この期に「骨休み?」とばかり「オチオチ」とはさせてはもらえません。 それこそ特別な治療を要さない場合などは、術後、およそ2~3週間でパッパッと追い出される傾向にあります。一部の患者に貴重な病床を「長期占有」させませんという方針が、よくよく伝わって参ります。。。。。

介護の場の側面から見ても、増大する「老人医療費」には困ったものです。取り分け現在「在宅介護」が何らかの理由で、無理だとする者の「受け皿」として使用されている「療養型施設」の絶対数が足りず、已む無く病院の一般病床を「ホテル」代わりにして、3ヵ月ごとに病院を渡り歩く「さすらいの?ご老人」が多くいます。その為。「入院の長さ」=「老人医療費の増大」として、密接に絡み合う関係になっています。しかし他の方法が見当たらず?已む得ずされているケースも多々有りそうで、その辺のサジ加減なり、配慮は悩ましい。(身寄りもなく、仮にあっても?介護者の仕事や金銭的な理由から、無理と分かる場合も少なくないとか?そういう場合の「要介護者」は、どうしたら? よかんべねえ? 間違っても “死ね”などと、言うわけにもイカンザキ!!でしょ?。。。。。ウ~ム。。。。。やはり地域の「ボランティア」の育成と支援がより必要になって来る?)

今秋成立し、来春施行見通しの「改正介護保険法」では、「療養型施設(ショートステイも含む)」での利用者も、「在宅介護」を受けている他の利用者との、公平をきする観点から、入所に拘わる『光熱費や食事費(いわゆるホテル費)』の応分負担として増額をお願いする内容に改正されました。負担増は歓迎しにくい部分ですが、事情を鑑みれば?ある程度は致し方のないと感じます。。。。。

「介護法」の精神からすれば、要するに「在宅介護」「在宅医療」が基本で、何よりも「寝たきり」を作らない。増やさない事が「大前提」であり、出来れば「通所介護」などのサービスを通して「機能回復」の訓練を進め、究極的には「自立」への手助けをする事が「目的」なのだと思います。。。。。

そうした事業を進める中で、高齢化に伴う「医療費」増大を抑えながら、他の施策と合せた医療費の「総枠削減」努力が求められます。それにしても地域に依って、「福祉行政」の内容には格差が相当ある事は否めず、利用者が受けれる「サービスの内容」は必ずしも全国一律ではない。年取ったら各地域の「福祉状況」などを「十分チェック」して活用できるものは、大いに参考にしましょうね。(行政に依るサービス内容は、自分で調べない限り、行政から積極的に教えてくれるなどと云う事は、まず有りません。自ら、区役所なり、地区センターに出向いて相談を受けましょう。)。。。。。