安来節 。。

宴会などで「ひょっとこ面」を被り演じられる安来節と「ドジョウすくい」・・・

島根県安来地方に受け継がれるお馴染の民謡です。。

漁師のユーモラスな仕草に、思わず和まされる私たちでありますが、実際の作業は・・・だいぶ違うようであります。。

これは、あくまでもお座敷芸用にしつらえた “一発芸 ”・・・と見るべきものなんでしょうねぇ。。

当時の民衆の暮らしぶりは、むしろ想像を超えた過酷さであったと察せられますが、そんな辛さを微塵にも見せず、明るさと笑顔で乗り越えようとする。。

過酷な境遇を、あるがままに受け入れ、それでも尚、逞しく前を向いて生きて来た島根の人たち・・・

その逞しさに、私たちも感動しますし、勇気づけられます。。

相次ぐ国難に、心が押しつぶされそうになる日本人ではありますが、こんな時こそ、安来の人たちのように、笑顔を絶やさずに前を向いて生きたい・・・「ドジョウすくい」を見ながら、そのように感じた次第であります。。