griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

コンテナ車の横倒し事故。。

名古屋市港区の県道で13日午前、大型トレーラーが横転し、乗用車1台が下敷きになった事故で、心肺停止状態だった女性2人が同日午後、搬送先の病院で死亡した。死因は胸部圧迫による窒息死。愛知県警港署はトレーラーを運転していた運送業田川延郎容疑者(60)=三重県桑名市安永=を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕。容疑を同過失致死傷に切り替え調べている。
 死亡したのはパート従業員小島幸子さん(41)=同市港区木場町=と小島さんの母梅津つぎ江さん(64)=同市南区加福町=。助手席に乗っていた小島さんの妹(39)も肺挫傷を負ったが、意識はあるという。
 同署によると、トレーラーは全長約16.5メートル。片道2車線の道路右側をコンテナを積んで南進していたところ、突然、コンテナ部分が横転し、道路左側を走っていた小島さんの乗用車を押しつぶした。乗用車の右側が大破し、運転席の小島さんと右後部座席にいた梅津さんが死亡した。 【時事通信 jiji.com 2009/05/13-20:38】

この事故、運転経験者なら?・・誰もが、一度は思い浮かべたことのあるシーンではなかろうか。私自身の経験で言っても、走行中、脇に、これらの大型コンテナ車や、木材運搬車が近づいて来ると、もうソワソワして落ち着かない。。

今回の事故報道を見て、改めて、事故の衝撃、凄まじさが伝わって来るようで、恐ろしさとともに身が引き締まる思いに駆られる。。

思えば?去年の8月にも、首都高速道路「5号池袋線」でタンクローリーによる大火災事故があった。その記憶は多くの人々の心に衝撃を与え、今もシッカリと記憶に焼きついている方も多いだろう。あれも?今回と同じように、スピードの出し過ぎが主な原因となっている。これまでも大型車の過積載やスピードの出し過ぎは、そのまま事故になり易く、非常に危険とされて来た。。

そうした中、悲惨な事故が起きるたびに、世論の高まりに刺激されて、警察も徐々に徐々にと交通規制を強化して来た。その甲斐があってのことかどうか?・・先ごろ注目される発表があった。それによれば?今年のGW中に起きた交通事故、並びに死傷者数が大幅に減少したとされたのである。。

確かに、普段、車を運転していても、以前のようなメチャクチャなドライバーは明らかに減っている。それは事実としてある。中でも、トラック業者を始めとする物流企業のコンプライアンス意識が、相対的に高まっていることが背景にあるのだろう。。

一方では「スピードの出し過ぎ」が原因と思われる事故も依然と起きており、相対的な数の上では減っているかもしれないが、一たび起きてしまうと?・・記事のような「惨事」となってしまうのは残念である。。

と、同時に、いくら規制を強化しても?常に「起こすヤツは起こす」現実もあり、そこを「どげんかせんと?」・・こうした事故を完全に防ぎ切るのは?難しいように感じられた。。

といって、物流業者がいなければ、この社会が成り立って行かない現実もあり、短絡的に彼らをを排除すれば良いというものでもない。。

ましてや今の日本の事情を考えると、今後、ますます高齢者ドライバーが増える流れが予見され、それらを踏まえて考えると、使用者側によるドライバーへの「安全運転教育」が、これまで以上に大切となって行くように感じられた。。

いずれにしても、事故を起こしたドライバーには、今後、厳しく処断されることと思うが、合わせて、この事故により、お亡くなりになった方々に対しても、謹んでご冥福をお祈りしたい。。。