griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

お手柄レスキュー家族・・・・八代市。。

八代市郡築十番町のJA職員村上和隆さん(36)の一家5人と近くの農業永迫繁さん(79)が人命救助で八代広域行政事務組合の消防表彰を受けた。排水溝に自転車もろとも転落した男性を連係プレーで助け上げた。「怖かったけど、何とかしなきゃと夢中で頑張った。本当に良かったです」。村上さんの長女で郡築小6年の愛賀(まなか)さん(11)と次女で同小3年の明伽莉(あかり)さん(8つ)は表彰状を手に笑顔を見せた。

 事故があったのは12日午後3時ごろ。村上さんの家の近くに実家がある男性(58)が自転車に乗って帰宅途中、道路脇の幅1メートル、深さ1.5メートルの排水溝に転落した。
 明伽莉さんが自宅近くで遊んでいたところ、排水溝から男性がうめき声を上げているのに気付いた。排水溝は水深20センチ程度だが、男性は転落の衝撃で水底の泥に顔を突っ込み倒れたまま動けない状態だった。
 明伽莉さんは自宅に引き返し愛賀さんに助けを求め、現場を見た愛賀さんが「子どもじゃ無理」と判断。自宅にいた母親の貴与(たかよ)さん(36)に「救急車を呼んで」と大声で伝え、和隆さんと貴与さん、祖母のちずこさん(59)が救助に駆けつけた。

 貴与さんが消防署に連絡を取っている間、和隆さんと愛賀さん、ちずこさんが泥に足を埋めながら助け上げようとしたが、男性は体が大きく、なかなか持ち上がらない。ちずこさんが近くの畑で農作業中だった永迫さんに助けを求め、男性を助け上げた。八代広域消防本部によると、病院に搬送された男性は頭に軽傷を負い、手足がしびれた状態だったという。 村上さん一家は親子4世代9人の大家族。和隆さんたちは「事故があったのがたまたま日曜日の昼間で、家に何人もいて良かった。当然のことをしただけで、表彰されて恐縮しています」と話している。 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91881 
=2009/04/27付 西日本新聞朝刊= 

毎日、血なまぐさい事件が多い中にあって、こういう記事をみせられると?・・なにやらホッとする思いに駆られる。西日本新聞さん。いい話をありがとう。。

記事を見る限り、救助した家族と、助けられた男性は、共にご近所同士で、おそらくは顔見知りのように思われる。。

都会では何かと見て見ぬふりをする傾向が多いとされる中で、このご家族の取った態度は、子供から大人に至るまで、一様に献身的で、純粋な気持ちに溢れていた。人情味あふれる地方のいい面が、上手い形で活かされた印象を受ける。。

NHKさん流にいえば、これぞ正しく「ご近所の底力」というとこか。当のご本人たちは大変恐縮しておられたようだが、むしろ表彰は当然である。。

素晴らしい連携に拍手を贈ります。お手柄でした。。。ヾ(*´∀`*)ノ