griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

口喧嘩から殺人へと発展する時代。。。

岡山南署は14日、口論となった母親(76)を金づちで殴ったとして、殺人未遂容疑で三男の農業、福島一男容疑者(47)=岡山市南区藤田=を現行犯逮捕した。 母親は病院に運ばれたが意識不明の重体。
 逮捕容疑は14日午前11時半ごろ、母親に「仕事をしなさい」と言われ腹を立て、自宅の母屋1階で、金づちで後頭部を殴ったとされる。 福島容疑者が自ら110番した。 【MSN産経ニュース2009.4.14 17:59】

う~む。金槌でねぇ。このところ、この手の事件が、やたら増えた印象を持つ。痛ましい。。

記事を見ると容疑者は、母親から「仕事をしなさい」と言われ、腹を立てたとある。。

憶測だが、仮にそれだけなら?・・金槌で殴るほどの話にはならないと思う。。

何の喧嘩でも、大概は、売り言葉に買い言葉から始まるもの。ここに至るには、よっぽどの腹の立つモノ言いがあってのことと思われる。。

ちなみに、こうした場合。親の立場もあって、子供に対しては、どうしても上から目線となりがちである。。

記事の事件も、最初は些細な一言の弾みから始まったものと考えられる。それに対し、子もそれを受け流す度量が欲しいが、親もまた言葉への配慮をすべきであった。。

険のある物言いは、時に相手のプライドを傷つけ、感情を逆なですることも多い。最近は仕事上の上下関係でも「度を越したパワハラは問題である」という判例が少しずつ増えている。。

未成年であれば?親の監督範囲ということもあるが、一端に成人した者に対しては、例え?子であっても、それなりの尊厳ある言動や対応が必要と思う。。

記事の母親も、本来なら「仕事をしなさい」などと言わず、成人しているのだから、直ちに出て行ってもらえば良いのである。その方が、よほどスッキリしている。。

だが歳を取って動けなくなった時のことを考え、世話になるという意識から、そこまでキツク言わないのだと思う。そこでネチネチと言ってしまうのではなかろうか。そういう姿勢が仇となるのである。。

成人した子は、もはや自分の所有物ではありえない。キチッと子離れをして、逆に言うべきことは言うようにした方がいい。。

ますます高齢化が進む日本。私も将来、歳を取れば、いつそうならないとも限らず、人ごととばかり言ってはいられない。それ故、自戒を込めて、この記事を読んだ次第である。。。