塩尻市奈良井の民家で昨年12月、ぼや騒ぎがあり、日当たりの良い部屋に置いてあった虫眼鏡が原因で出火したと、現場に駆け付けた木曽消防署北分署(木曽郡木祖村)がみていることが、25日分かった。同分署は「偶然が重なると、意外なことから火事が起きる」と注意を呼び掛けている。
同分署によると、ぼやがあったのは12月12日午前10時45分ごろ。縁側に面した居間で、こたつ布団を直径20センチほど焦がした。小物入れに立ててあった虫眼鏡が、障子のガラスを通して太陽光線を集め、こたつ布団に焦点を結んだとみている。
当時、家人は留守だったが、牛乳を配達に来た人が、こたつ布団から煙が上がっているのを発見。配達車の運転手と一緒に、縁側から室内に入って消火、通報した。
同分署によると、木曽郡内では、過去にも窓ガラスに付けてあった吸盤が原因で出火した事例があるという。村仲秀昭・同分署長補佐は「偶然の出火だったが、偶然の発見で大事に至らなかったのは幸いだった」と話している。【信濃毎日新聞 信毎Web 1月26日(月)】
昔から、こうした危険性は聞いていたが、・・・実際の火災となると珍しく、う~むである。。
これが夏であれば?容易に理解しやすい。事実、過去には窓辺に置いた金魚鉢が元で火事に至った例もあるとも言われる。。
だが今回の発生は、12月の中旬である。冬の塩尻は曇天も多く気温も寒い。(私も仕事で何度も行っているので、当地のようすは多少は分かる) はたして?そんな季節に起きるものだろうか?・・・
記事によると、発火現場はコタツ布団からとされている。木曽消防署北分署によれば、日当たりの良い部屋に置かれた虫眼鏡が陽の光を集め、発火を促したとされる。。
いずれ偶然が重なった上のことに違いはなかろうが・・今後の為にも、北分署の推測どおりに、実際に発火が起きるものかどうか?・・しかと検証してみる必要はある。。
まっ、今回はボヤで済んだのだから、まずは「好し」とすべきなのだろうが・・・「Xファイル」を開くようで、未だに私は腑に落ちないでいる。。
兎も角も、不思議なこともあるものだ。う~む。。。