griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

正義不在の無情判決。。。

ライブドア(LD)事件で証券取引法違反罪(偽計・風説の流布、有価証券取引報告書の虚偽記載)に問われ、1審東京地裁実刑判決を受けた元LD社長、堀江貴文被告(35)の控訴審判決公判で、1審に続き2年6月の実刑とした東京高裁の長岡哲次裁判長は「被告の規範意識は薄弱で、潔さに欠ける。犯行についての反省の情はうかがわれない」と堀江被告を断じた。 長岡裁判長は、自社株売却益の利益計上について、「実質的にはLD側がLD株を売却していたのに、ファンドを通して売買を行うことでその実態を隠した」と判断。「当時の会計基準で許されるものではない」として違法な会計処理だったとした。【MSN産経新聞ニュース2008.7.25 12:19】

産経としたら、当然、こう書かざるを得ないのだろうが、冷静に考えれば、これは明らかな不当判決と気付くハズだ。しかも?強引な特捜の捜査により、LDが、いきなり上場廃止にまで追い込まれたことを考え合わせると?株主の被った被害も含め、本来なら?これこそが、明らかに国家賠償マターと言えまいか?・・・

ところが、一旦、こういった形で進んでしまうと?もう後戻りできないというか?それこそ何があっても?是可否でも?「国家賠償訴訟だけには、絶対に持ち込ませない」という検察側の鬼気迫るものを感じさせる。ちなみに、これまでの国家賠償訴訟では、仮に本件で勝訴したとしても、その余勢を受けて、更に連勝に至る可能性は極めて低い。むしろ有り得ないといった方が正しい現実もある。。

それほど国家賠償訴訟の壁は厚いようだ。そこが、国の、司法の、はなはだ「罪深き」ところといえそうで、昔から「出る杭は打たれる」の例えの通り、今回のホリエモン例は、私的には、典型的な「スケープゴード」であったと考えている。その点において、ホリエモンは、大変、お気の毒であった。。

今後、国や検察は、そして、それらの尻馬に乗った多くのマスコミらは、己らのしたことに対し、罪の十字架を背負う覚悟を持って頂きたいものだ。ただ?世の中には、その時代には、受け入れられないことも、後世になって、その正当性が認められる事例も多くある。ガリレオなどは「地動説」を唱え、宗教裁判にも負けたが、「それでも地球は回っている」と叫び続けたとされる。そして後世において、ガリレオの地動説の正しさが確かめられたのである。。

ホリエモンも、自分の行いに、揺ぎない信念を持ち続けることが大切だ。そうすれば?いつの日か?後世の人々が、ホリエモンの行いに、公平で正当な評価を与える日が訪れる可能性もある。今は、それを信じて頑張るしかない。まずは直ちに控訴である。私としても、多くの夢を与えてくれたホリエモンに、引き続き心からのエールを送り続けたい。。(v_v)