griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

レイモン・ルフェーブル氏、逝く。。。

シバの女王」などのヒット曲で知られる編曲・作曲家のレイモン・ルフェーブル氏が27日、死去した。 78歳。長く病気療養中だった。 パリ音楽院でピアノとフルートを学び、首席で卒業。ピアニストとして活動を始めたが、1950年代に入って女性人気歌手ダリダの伴奏に自らのオーケストラを率いて共演。これが「グランド・オーケストラ」に発展した。シャンソンや映画音楽の作曲・編曲にも力を入れ、ポール・モーリアらと共にイージーリスニングと呼ばれる音楽を確立、第一人者となった。58年に「雨の降る日」が全米で大ヒットし、世界的に有名に。68年には「シバの女王」が日本でもヒットした。 日本では特に人気が高く、72年以降、グランド・オーケストラを率いて数多くの来日公演をこなした。 (2008年6月29日09時00分 読売新聞)

また一人、私の青春時代を飾った音楽家が去られた。寂しいもんである。。

ちなみに私がイージーリスニングに嵌まるきっかけとなったのが、日本航空が提供したFM東京の深夜番組「ジェットストリーム」である。今は亡き城達也さん司会による全編リスニングミュージック中心の番組だった。。

深夜0時から1時まで、ミスターロンリーのテーマ曲に載せて、リスニングミュージックを、コマーシャルを入れずに流してくれた番組は貴重であった。当時、SONYのテープデッキで、片っ端から録音しては聴き入ったものである。とにかく、これを聴かないと寝る気がしなかったのを覚えている。。

なかでも、レイモン・ルフェーブル氏が率いる「オーケストラ」の演奏は最高だった。その後「フランクプールセル」「マントバーニー」「ビリーボーン」などなどと、私は徐々にイージーリスニングの世界に魅せられていったのである。取り分け、彼が率いる「オーケストラ」は、当時のリスニングミュージックの王道を感じさせ、深い感銘を抱かせずにはおかなかった。なかでも、バイオリンや、ピアノ、ハープシコードの旋律は、何とも言えぬ軽やかさと、華やかさが感じられて素敵だった。。

兎も角も、二十世紀の偉大なミュージシャンが、また一人去られてしまった事に深い悲しみを覚えるが、彼が残していった曲は、これからも世界中の人々の心の中で輝き続けることに違いない。素敵な曲と、たくさんの思い出をくれた「レイモン・ルフェーブル氏」に改めて、ご冥福をお祈り致したい。。ありがとうございました。。。