griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

警察が犯罪を予防出来ぬなら?市民の正当防衛の範囲を拡大せよ!。。

店で万引きした男性客に暴行を加え、現金2万円を奪ったとして、警視庁本所署は18日までに、強盗致傷の疑いで、東京都墨田区本所、コンビニ経営相田延彦容疑者(39)を逮捕した。 同容疑者は「更生させるためで、お金は預かっただけだ」と供述しているという。
 調べによると、相田容疑者は16日午前3時半ごろ、経営する墨田区の「セブン-イレブン吾妻橋3丁目店」事務室にフリーター男性(20)を連れ込み、顔面などを殴って現金2万円を奪い、約2週間のけがを負わせた疑い。 男性は14日に相田容疑者の店で乾電池8本を万引きしていた。同容疑者は防犯ビデオで男性の顔を確認し、16日に再び店を訪れた男性を事務室に連れ込み、「どうするつもりだ」と言って、暴行を加えたという。
時事通信 JIJI PRESS 2008/04/18-21:54】

ウ~ム。この店長も、そうとう腹に据えかねていたところを爆発してしまったのか。確かに現行法的には記事のような逮捕も当然なのかもしれないが、情緒的には店長のとった行動も、十分理解してあげたい気にさせられます。今の時代、万引きに手を焼く商店主が如何に多いことか。それで潰れて行く店も多々あると思われ、決して人事と思えないと感じている人も多いのではなかろうか。何よりも生活が掛かってる訳ですからねぇ。。

以前、似たような例で、あわびを、こっそり獲っていた者が、漁師たちに見つかって袋叩きにされたという話を聞いたことがある。みんな生きるのに必死なのである。。

昔、姨捨伝説を描いた「楢山節考深沢七郎作)」という映画があった。配役に緒方拳さんや坂本スミ子さんなどの大物俳優を配置し見応えのある作品に仕上げていた。その中のシーンで、貧しさゆえ、仕方がなく他人の田畑から作物を盗み、それを怒った村人によって、一家根絶やしにされるというシーンがあった。ショッキングなシーンだったので良く覚えているのだが、時として、人が生きていくことは命懸けである。。。

野生のライオンだって、やっと獲れた獲物をハイエナに横取りされそうになると?怒りを露わにして追い払うものである。。

そもそも?人は生まれながらにして生存権を持つ。その生存権を脅かされた時にとる一定の反撃は?本来、正当防衛であらねばならない。私はそう思う。(アメリカなら徹底的に反撃しているだろう)。。

勿論、それがもとで殺人やヒドイ傷害に至らしめたというのであれば?・・無論、論外ものだが、本件のように、懲らしめの為に引っ叩いた程度と思われる内容なら?万引きを受けた側としては、むしろ当たり前の感情表現である。2万円取ったといっても?今の時代、無断駐車で10万円の制裁金を取るところもある世の中だ。被害を受けている側としては?その位の制裁金は課したいところだろう。。

本来なら警察と社会の信頼関係で、責任を持って警察が防犯したり、逮捕してくれねば困るのだが、言っちゃあ悪いが、今の警察は検挙率は下がる一方の「体たらく」で、まるで当てにならない。とくれば?・・已む得ず、己の身は己で守るしかないとなるのも?市民としては当然の感情である。かくして記事のようなことも起きるのではなかろうか?。。

よく言われる例えとして、法は法にして、それを司る者は血の通った人である。いくら法律だからと言って?・・杓子定規に逮捕するなら?・・警察は涙を流して、己の「体たらく」を詫びつつ、ワッパを掛けるべきである。さもなくば?・・今の時代、これ位のことで?一々悪人らの見方をすべきでない。色々なご意見も有ろうが?記事を読みながら、私としては、些か腑に落ちない思いが残った。。。(~ヘ~;)