griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

バカが生まれる背景には?。。。

公衆トイレで見ず知らずの男性の頭を金づちで殴り殺害しようとしたとして、警視庁戸塚署は16日、殺人未遂の現行犯で自称無職沢田尚哉容疑者(31)を逮捕した。
 同署によると、男性は頭の骨を折り重傷。沢田容疑者は「死にたかったが死にきれず、誰かを殺せば死刑になると思った。誰でもよかった」などと供述しているという。
 調べでは、沢田容疑者は16日午前6時半ごろ、東京都新宿区西落合2丁目の公衆トイレで、用を足していたタクシー運転手の男性(41)の頭を金づちで殴り、重傷を負わせた疑い。
 男性がトイレの外に逃げ出して「助けてくれ」と叫び、気付いた通行人2人が沢田容疑者を取り押さえ、駆けつけた戸塚署員に引き渡した。【2008年2月16日14時32分 スポーツ報知】

この記事を、ご覧になった皆さんは、果たして、どの様な印象を持たれたであろう。こういう事件を見るたびに、私は込み上げてくる「怒り」と共に、何故か?この世の「無情」を感じてしまうのである。。。

というのも?こういうのに限って「心神耗弱」とか?「精神躁鬱」状態だったとか?様々な理由をつけては「お咎めなし」の判決に至るケースが如何に多いことか?・・被害に遭われた方々の気持ちを少しでも慮ると?・・ホトホト暗い気持ちにさせられる。。。

しかしながら、メチャクチャな判決を出した者も、弁護を務めた者も、なんら自責の念にかられる事はない。残念ながら、全てが「人ごと」として片付けられる。かくして余人には信じ難い判決も、なんら戸惑いもなく出されるのである。。。

しかも、本来なら市民が「頼み」とする「法律の運用」も、全ては彼らの「胸先三寸」で決まる現実が見える。まるで、気分で運用しているとしか見えぬ判決も実に多い。。。

あえてLD事件やコーディアル事件を引き合いに出すまでもなく、その後に起った某・大手建設会社や、新興の建設会社らによる建物の「強度不足」事件もまた然りであり、内容的にはどれも大差ないながら、方や「鉄筋不足」の厳重注意で終わり、方や「耐震偽装」として刑事被告人という具合である。(以前、サンプロでも取り上げていたが、全くその通りである)。。

このバランス感覚のなさ。身勝手さ。また、それらに何の疑問も挟まない?市民感覚・・全てが無情に感じられる。つまりは今の時代も、前時代の悪奉行などと?ある種一緒で、正義は一部の者たちの手に委ねられ、彼らの「気分」で決まる図式が見えて来る。かくして記事のような「大バカ者」が、そこら中に沸いて出ても?・・あながち不思議はないという事なのである。。。

つまりは?世の中の、不公平さ、不正義が、大手でまかり通っている今の世であれば?一事が万事とは申さないまでも、中には記事のような、ヤケになって暴走する「大バカ者」が湧いて来ても?・・なんら不思議はない時代ではないのかと?・・直接的な事件の論評からは、遠く離れてしまったが、改めて記事を読み返しながら・・ふと?そんな風に感じられた次第である。。(~o~)アァ