griffin avenue’s blog

Boys be ambitious! Girls be unbalance? (^-^) 鳴かぬなら踊って見せよ。ホトトギス!

茨城の「給食費」未払い。。。

水戸市立小学校の教室で、三十代女性の担任教諭が児童に集金の連絡事項を伝える際、クラス全員の前で、一人の児童を名指しして「(学校の徴収金を)何カ月も払っていない。これまでに一万円余り滞納している」などと具体的な滞納の事実を発言していたことが八日分かった。教諭は翌日、名指しした児童やクラスの児童全員に謝罪した。水戸市では小中学校給食費の滞納が問題となり、市教委は来年度から新たに「滞納した場合は給食提供を中止しても異議を唱えない」との内容の確約書を保護者全員から取り付けることを決めている。
 市教委によると、問題の発言は、小学校低学年の教室で五日午後の「帰りの会」であった。担任教諭は給食費など複数の集金事項を黒板に書き、児童たちに連絡帳に記すよう指導した際、一人の児童を名指し、一万余円の滞納があることを明らかにし、「何カ月も払っていない」と発言。学校側は、名指しされた児童とは別の児童の保護者から指摘を受け、担任教諭は翌日、名指しした児童に直接謝罪し、クラスの児童全員の前で「先生が悪かった」と謝ったという。 【茨城新聞 2008/02/09(土】 

教諭が口を滑らせてしまった事は、確かに配慮に欠いていた。私も教諭が児童に対し「謝罪」するのは当然だと考える。だがそれは、あくまでも当人同士による一対一の和解が筋である。。。

教諭は、他の父兄の指摘を受けて、翌日、まず本人に謝罪した。私的には、そこで十分と考えていた。だが記事によれば、教諭はその後「クラス児童全員の前でも」再び謝罪している。それが自発的なものなのか?強要されたものなのか?定かではないが、いずれにしても?これでは、単に二人の立場を入れ替えただけの事であり、まさに報復そのものである。。。

指摘した父兄は、おそらく「正義感」のつもりだったかも知れないが、結局、何の解決にも至らず、明らかに「事の本質」を見失わせ、問題を複雑化させてしまった様に感じられる。。。

こういった場合。大抵は「糞・味噌一緒」の「場外乱闘」的な議論に持ち込まれ、本質が抜け落ちた中で、空しく終了ゴングを待つのみとなる。かくして「タダ飯」を続けている親だけが、引き続き「高笑い」なのである。つまりは教師を責めるだけでは?決して問題は解決しないという事。ここの父兄も早くそこに気付いて本質的な議論を始めて貰いたいものである。。。